お昼は前回も食べた多度津の新しくできたうどん店「いけこうどん」。すだちうどんの冷たいのに合鴨のせ。天かすの赤いのは紅生姜である。麺も出汁もぱっきり作り込んでいて美味い。
Yさん実家に一度戻る。前回手入れした庭が気になっていたが、けっこういい感じに再生していた。今年の夏の日照りで枯れた木が出ていないかと心配していたのだが。たぶん最初の庭の作り込みも良いものなのだろう。
お隣の丸亀市にある「どろんこ亭」へ。ここは古材で作ったコミュニティ施設で(社)全国古民家再生協会香川の山倉康平さんが運営している。これはツリーハウスだが、どの建物もセルフビルドとは思えない垢抜けた感がある。それもそのはず、山倉さんは(株)山倉建設という会社の会長さんなのである。
波板のトップライトがあるユニークな平家。
展望のよい広いデッキのついた2階建て。土間には石窯なども。
宿泊棟や食堂にもなるフリースペースなどが。
東日本大震災のときの被災地交流の写真を説明する山倉さん。70近いお年なのだがバリバリに若いです♬
山倉さんのこれまでの活動などをスライドで見させてもらった。
夕刻から金倉苑へ。ここは山倉さんらが古民家を再生して宿泊施設にしたもの。囲炉裏やカマドなどもある。
元は綿花で財を成した地元名士の屋敷だそうだ。
坪庭もある。合田邸の庭はちょっと悲惨だったがここは緑が冴え冴えとしていてなかなか良い。
囲炉裏テーブルで食事。囲炉裏は炭使いで鉄筋がかましてあった。
酒井さんのベジ料理に、丸亀「りぶや」の骨付鳥。
酒井さんの畑のマコモのフライも出た。
食後は「森の蘇り きらめ樹」のメンバーによる活動紹介。今回、東京からお二方がこのツアーに参加していたのである。きらめ樹とは人工林の皮むき間伐のことなのだが、その元祖は僕が書いた『新・鋸谷式間伐マニュアル』だということを知る人は少なく、このお二方もそれを知ってびっくりしていた(笑)。
明日はYさんの畑と森の敷地を見てから船で高見島へ渡る。