雨が降ったので囲炉裏部屋でギターの練習。
ホトトギスが鳴き始める。いい声だ。
声といえば、朝方鳴く外来種のガビチョウがうるさい。キチキチ、 ピユピュ、フィフィフィと一羽で多彩な声を立てるが
なにか気に障る大声なのだ。中国では美声を楽しむ鳥らしいが、僕は味わいが感じられない。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
雨が降ったので囲炉裏部屋でギターの練習。
ホトトギスが鳴き始める。いい声だ。
声といえば、朝方鳴く外来種のガビチョウがうるさい。キチキチ、 ピユピュ、フィフィフィと一羽で多彩な声を立てるが
なにか気に障る大声なのだ。中国では美声を楽しむ鳥らしいが、僕は味わいが感じられない。
冷やご飯をお湯で洗って納豆茶漬けで朝食。付け合わせに一昨日のキヤラブキ。納豆にはネギとミツバを刻んで大量に入れる。ミツバは敷地にたくさん出ている。草刈りのとき、意識して残していたのだ。スーパー行ったら水耕栽培の栄養の期待できないようなミツバがけっこうな値段で売っているよね。
朝、パンケーキとコーヒーで朝食。上段の畑に出てラッキョウの畝の草取り。「取り」と書くのは、ラッキョウ苗は細くて鎌で近所を刈っていると誤伐してしまうので、素手で苗周辺の草を摘みとるのだ。その後、花のスケッチをしようと思ったら小雨が降り出したのでギターの練習にきりかえる。相方は二階の掃除。3時頃、また雨が上がったのでスケッチへ。シャガとクリンソウを描く。しかし、8月の個展用に描いているという焦る気持ちがどうもいけない。
今日は霧がただよっているが、昨日はすばらしい天気で、庭に出て陽光を浴びていると、身体に波動が降り注いでいる感じがわかる。クリスタル(水晶)を眉間に近づけると、敏感な人は頭の周囲がフワーっと柔らかな波動に包まれる感じがわかるが、そのクリスタルの何百本もの束が、天地や植物たちから降り注いでいるかのような5月の山である。
午前中は畑の草刈り。コンニャクイモを植えた。昨年、畑の中か生えてきたものを、茎が枯れてから掘り出しておいたものだ。これは1年子だが、これを3回繰り返し、3年子くらいでコンニャクとして加工できるような大きさになる。
昨年収穫したジャガイモがまだ縁の下にストックがある。もう芽がモヤシのように飛び出して、皮の部分はふにゃふにゃしている。その皮を剥いて、グレイダーでおろして、ついでにチーズも同じにおろして、二つを混ぜて小麦粉を振りかける。それを油をひいたフライパンで平たく焼く。ひっくり返して塩コショウして両面に焼き色がついて、カリカリとして美味しいハッシュドポテトの出来上がり。これは新ジャガなどよりも、時のたった水分の抜けたひねジャガのほうが美味しいようだ。「う、ウマイ!」と感嘆しつつ4枚も一気に食べてしまった。