「若宮」の豆腐「シャンゴ」のパスタ


忙しくてなかなか水戸の実家に帰れない。30日が父の命日なので、桐生から若宮の豆腐・湯葉のセットを送ることにした。若宮はノコギリ屋根の工場を改装して豆腐会席をやっている店だ。国産大豆、水は桐生川の源流水を使うというこだわりようである。生湯葉や豆腐も店頭販売しており、地方発送もしてくれる。

私たちも自家用に豆腐と油揚とおから(湯葉入り卯の花)を買ってみた。

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いぐさ味噌/集落支援員in持倉(8)


山村振興のアイデア


神流川の谷間は寒い。ダムの流れ込みは氷結していた。

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集落支援員の仕事は、最終的にはその地の過疎振興のための企画を起こすところまでできれば理想的だ。9月から仕事を続けてきて、ようやく私にひとつのビジョンが浮かんだ。yuiさんと囲炉裏にあたりながら、そのアイデアを煮詰めてみた。

今日は県から企画部長が持倉を訪れるので、そのスケッチを形にしてみたいと思い、道の駅「万葉の里」で早い昼食をとり、そのテーブルでノートに絵を描く。その後、役場を訪れコピーを取ってもらい、持倉へ。Sさん宅へ。

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自転車で出発、奇跡の杉に出会う


前日、折りたたみ自転車を2台購入。梅田は山中なのだが、坂は緩やかなので桐生の中心街まで自転車での往復が可能なのだ。

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自転車で町ブラ。これが実に楽しく、新しい発見が多々ある。桐生は戦災を逃れた群馬でも希有な町だ。しかも織都として栄え、重厚な、あるいは繊細な、古民家がたくさん残っている。細い路地を自転車で入っていき、その建築を間近に見る。これが、木造建築ファンにはこたえられない。

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芭蕉、まねきねこ、一の湯


ここ梅田は山に囲まれた場所で桐生の中心部からは10kmほど離れている。とはいえ旧アトリエほどの山中ではなく、ごく近所には居酒屋がある。そこでカラオケをやっていたらお知り合いができて、その方はいま林業関係者だが昔バンドをやっていたことがあるという。そして今年4回目になる梅田湖(桐生ダム)冬花火の主催者であるという。

で、私たちの歌を聴いて、「今回の冬花火は歌謡ショーもやるので、そちらに出演してくれまいか」・・・ということになった。私たちとしては「ウチの土場に来れば燃し木はいくらでもあるよ・・・」という言葉につられてOKしてしまったのである。

明日はその宴会場でリハーサルがあるので、今日はカラオケボックスで練習するべく町まで出ることに。持ち込みOKで平日の昼間ならめちゃ安い「まねきねこ」というカラオケボックスをyuiさんがみつけてきて、そこへバスと電車で向かったのだが、その前に糸屋通りの老舗、洋食喫茶「芭蕉」で食事。

ここは旧アトリエ時代から何度か訪れているのだが、いつもお茶だけ。桐生でカフェをやるなら一度はここのカレーなりランチを食べておかねばなるまい、という感じで。本当は中華「五十番」に行くつもりだったんだけどね(休みでした)。

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