高嶋康豪(たかしま・やすひで)博士の講演「蘇生回帰の科学」を聴きに新潟の燕三条まで日帰り旅。
ひょんなことから埼玉県日高市の「柳田ファーム」を知った。そこでは養豚で出たし尿が新しい微生物発酵法で分解され、臭いはほとんどなく、最終的には飲み水になるくらいキレイになってしまうという。しかも汚泥カスが残らない。これは従来の活性汚泥法とは意味がちがう。またこの方法だと、重金属や放射能まで除去できるというのだ。これが本当なら、まさに世界がひっくり返ってしまうほどの衝撃的な新技術だ。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
高嶋康豪(たかしま・やすひで)博士の講演「蘇生回帰の科学」を聴きに新潟の燕三条まで日帰り旅。
ひょんなことから埼玉県日高市の「柳田ファーム」を知った。そこでは養豚で出たし尿が新しい微生物発酵法で分解され、臭いはほとんどなく、最終的には飲み水になるくらいキレイになってしまうという。しかも汚泥カスが残らない。これは従来の活性汚泥法とは意味がちがう。またこの方法だと、重金属や放射能まで除去できるというのだ。これが本当なら、まさに世界がひっくり返ってしまうほどの衝撃的な新技術だ。
午前中はスーパー林道へ上って上野村方面に向かう。
途中で未舗装になる。八倉峠から尾附に下りようと思ったが土砂崩れで通行止め。いったん下仁田方面に下りた。途中、道が悪くなる箇所がある。大雨のとき道が水路になって掘られているのだ。
太田金山といえば先日ライブをやった近くだが、山頂付近は「金山城跡」として市が整備したりしている。そこは、むかしはアカマツが多く幕府に献上するほどの松茸の産地であったらしい。ところが、例によってマツ枯れが始まって、公共機関は薬剤撒布をやった。周辺住民への健康問題も多く発生していたらしい。そして、やはり薬は効かずマツは枯れ続け状態。
で、市が始めたのが
「太田市のシンボルとして多くの市民に愛されている金山の赤松は、松くい虫等による被害により、毎年約 5,000本が枯れている現状にある。赤松は下草を大変きらい、いつも下草のない状態を保持することが大き な予防策とされているので、市民参加による赤松を守る運動として赤松管理オーナー制度を設置する。」
このところ、時間をみては森林関係の図書を読んでいる。特に興味深いのは土壌生物の研究者、小川眞(おがわ・まこと)氏の『森とカビ・キノコ』(築地書館 2009.8)である。
小川氏は過去に森林総合研究所(略して「森林総研」以下)にいたことがある。森林総研は林野庁の外郭団体である。マツ枯れの原因は虫(マツノマダラカミキリ+マツノザイセンチュウ)であるとして薬散布を続ける論理構築をしてきた。しかし、小川氏は異説を唱えていたのだ。
昨日、前橋に行ってきた。県立図書館での郷土資料閲覧が目的だったが、ひさしぶりに中央商店街に車を入れて、アーケード街を眺めてきた。連休最終日というのにガランとしており、7~8割くらいはシャッターがおろされている。なんでも前橋商店街の凋落ぶりシャッター通りぶりは全国的にも有名なんだそうで、視察に来る団体もいるらしい。
ズズランデパートのある通りから奧に入った弁天通りは、さらにシャッターが増え、人が少なく、ゴーストタウンのような凄惨な気配さえ漂っている。もう、写真を撮る気もなくなった。この商店街を今後どのように活性化していくのか? これまであらゆる手が考え尽くされのだろうが、おそらく何も解決しないだろう。このままずーっとこの状態が続くのではないか。
“シャッター商店街と最終処分場の関係” の続きを読む