大原から朽木へ、湖北と彦根城のサクラ


早朝に淡路島を出発。途中でやっちゃんから連絡が入る。午前中の予定(別件の下見)がキャンセルになり、15時頃までフリーになった。ちょうど京都が近づいたので洛内に入り、大原から安曇川を周り湖北に出てみることにした。

安曇川は大変おもしろい流程の川で気になっていた。京都の奥地を源流に、比良山地の裏手を流れ高島から琵琶湖に出るのだが、琵琶湖に注ぐ川としては湖東の愛知川とともに最も太い流れの川のひとつ。この川を地図で眺めるとき、僕にはどうしてもビワマスの遡上と産卵の光景が目に浮かぶのである。途中の朽木という場所も気になる(トチノキ巨樹があるらしい)。

洛内の桜は半分近く散っていたが、それでも春の京都は華やかで、どこか町家カフェにでもしけこんで、春の日差しをぼんやり眺めるのもいいか・・・などと思ったりもするが、これから怒涛の庭造りと縄文小屋ワークショップを控えているので、そんな気分に浸れない。

大原はちょうどサクラが満開だった。このブログには書かれていないが生前yuiさんと大原の寺を巡ったことがある。旅荘茶谷という人気宿で泊まって、国宝 阿弥陀三尊坐像のある三千院や、平家の建礼門院が余生を送ったという寂光院などを巡った。

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囲炉裏暖炉ワークショップVol.3準備編/石屋さんから聴いた山の話


前夜、9時頃に大津のHACHIYADOに到着し、イタル・リンダ夫妻と居酒屋へ食事・打ち合わせに出る。囲炉裏暖炉のパーツとして「台座、石、フード、6角形の炉縁、煙突」などなどがあり、その周囲として室内の仕立て「外部とのガラス戸、室内内装(フローリング、しっくい壁、天井)」などの仕事が山積みしている。それぞれの設計と素材の進行具合を聴きながら、明日からの仕事を決めていく。

朝イチで近所の石屋さんに行く。僕のアトリエでは地元香川の「鷲ノ山石」というものを使ったが、今回は耐火の自然石としては最もポピュラーな大谷石を使うことになった。サイズは僕のアトリエのものとほぼ同じで、3つを組み合わせて立てる。

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DAISOと間伐、仁の結晶


テレビ番組予約を入れておいた『ガイアの夜明け』(”100円ショップ新時代〜いま 求められるモノとは?)を見て釘付けになった。あのダイソー が「ベーシックで洗練されたデザインに特化、環境に配慮した素材などサスティナビリティ、環境問題を意識して商品開発を強化」という新業態の店舗2号店を新宿の一等地アルタ1Fに出す(1号店は渋谷)。そこで国内の木材・間伐材を使用した雑貨を売る・・・というのである。

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ヒノキ林とカバタ、ホームセンターの自在カギ、地酒と鮒寿司


今日は朝からやっちゃんのお客さんの見立てに同行。行ってみたら、お相手は以前に古民家関連でお会いしたことがあるMさんだった。購入された民家と敷地を「大地の再生」的な視点から見てほしいとの要望。家も敷地もなかなか広く、とくに山林はヒノキの間伐の行き届いたいい山でびっくり。

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ワークショップ2日目/ヒノキ間伐、タマリン紙芝居、模型できる


今日は人数が増えたのでプロジェクターを使うことにした。映像のプロT君がてきぱきとスクリーンや機材を完璧にセットしてくれ、僕はリラックスして講義に集中することができた。今回のタイトル表紙↓・・・イラストはリンダ嬢との合作である。

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