歌は人を救うんだよ


これまでほとんど生ギター1本で紙芝居ライブをこなしてきたのだが、いよいよ電気的な音響拡声装置(PA)を導入することにした。先日、赤城でのライブで、新品エレガット・ギターでいろんなタイプの曲をやってみたのだけど、音の広がりとバランスの良さに驚いてしまった。とくにボサノバ調の曲なんてベース音のハリが実にすばらしい。

それに、目の前にギターの音を拾うマイクがないので、動きが楽なんだよね。歌用とギター用のマイク2本が目の前にあると、もう身体ががんじがらめになったみたいで、ギターがものすごく弾きにくい。練習不足もあるのだが、これでしょっちゅう失敗していたこともある・・・。本当に悔しい思いを何度もしてきたのだ。

“歌は人を救うんだよ” の続きを読む


電光看板


このごろ車で町を走っていると目立つのが電光看板(LED看板ともいうらしい)。初期は文字だけが動いているものが目立ったが、最近はイラストが入ってかなり凝ったものがでてきた。群馬はこの手の看板が多いような気がする。

小さな枠内、しかも粗いドット、単色。そのミニマルな制約の中で、いかに表現豊かに広告表現を行なうか。藤岡市内のあるスナックの看板に傑作をみつけた。実際はこの4~5倍の長さがあり、その内容のバリエーションに見入ってしまうほどのものである。

cimg1374

かつて20代の頃、ビデオテックス画面のイラスト・デザインで業界に入っていった僕には、妙に懐かしいのでした。


春の赤城南麓にて


昨年の秋にも呼ばれた赤城南麓の「木の実幼稚園」主催のイベントでライブ演奏をしてきました。近くに「遊びの森キャンプ場」という雑木林を所有しているこの園では、月2回この森を遊び場として子供たちに開放するという活動を長く続けている。

middle_1177993485

“春の赤城南麓にて” の続きを読む


坂巻温泉


『裏古事記』『明らかにされた神武以前』の著者、山本建造氏は飛騨にお住まいの哲学者・著述家で、財団法人飛騨福来心理学研究所を運営されている。飛騨高天原起源説ともいうべきこれらの書籍は、一般の書店では入手できないのだが、一昨年の旅の途上、高山の上一之町にあるギャラリー・カフェ「遊朴館」で現物を見ることができ、購入した。

今回の旅でまた「遊朴館」に立ち寄り『破られた二千年の魔法』山本建造監修/山本貴美子著を購入した。お祭り二日目には、なんとカフェのウインドウの前に与鹿彫刻のある麒麟台が停まっている。

高山祭りに行く直前に、もういちど前記の2冊を読んでいるうちに、いままでジグソーパズルのパーツのように居心地の悪かった紀記神話の様々な説話が、不思議なことに、見事に頭に整理されていく。目が覚めるほど美しく力強い「高山祭り」と『破られた二千年の魔法』は、さらにこの感覚を強固なものにしてくれた。

千光寺で円空仏を見て、安房トンネルを越える。最初に高山を訪れたときはまだトンネルは工事中で、安房峠のヘアピンカーブでバスが切り返していたのを思い出す。上高地の入り口にある坂巻温泉に泊まる。立地条件はよくないが湯質はすばらしく、料理も美味しかった。

高山で入手した「山車」(さんしゃ)の純米吟醸花酵母造を、その風呂上がりにチビリと呑む。ひなびた山の温泉と極上の酒。この日本に生まれた喜びを噛みしめる。そしてこれから行くべき道を思いめぐらす。これでついに秘湯スタンプは10個満願。

middle_1177378662