畑の一夏を終えて


全くの荒れ地を開墾して始めた自然菜園2年目。過酷だった一夏が終わろうとしている。

昨年、初めて経験した讃岐の夏の畑、今年の雨なしの夏はそれに輪をかけて驚きに満ちていた。給水用に長いホースを買ったのだけど、デタラメに水をやったのではかえって周囲を蒸してしまい、悪影響を及ぼすこともあるようだ。

0828.1

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イチジク初収穫!


高松のアーケード街にある鉄筋コンクリートビルの屋上で、1年間水やりしながら育てたイチジクの挿し木苗。

元々は工務店の社長(大学時代の後輩)の事務所の庭先にあったイチジクなのだが、その実が実に美味だったので挿し木用の枝を切ったものを多数貰い受けたのだった。

バケツに水を入れて、元の部分を漬けておくと芽が出てきた。それをバーミュキュライトを入れた鉢に植えたのが2014年の4月13日。

毎日水やりを欠かさず、ときには泊まりがけの外出中に強風でひっくり返ったのを隣人の方が発見して直してくれたりとm(_ _)m、様々な試練を乗り越えつつ、

いよいよ2015年2月20日、敷地に植樹。このとき建設中のアトリエは完成間近で、私は囲炉裏の枠なんかを作っていた。

その後、イチジクは根付いたが、元気がない。土が悪かったのかもしれず、試験的に根まわりに炭と木灰を入れてみたら、2週間ほどで葉の色が濃くなり元気を取り戻した。

でも、この年はまだ苗が小さ過ぎて、秋に実は付かなかった。

そして今年・・・春からイチジクはぐんぐん大きくなった。とくにパルテノンと道路の間に植えたものは成長著しく、初夏頃から実が膨らみ出したものが現れた。

0827.1

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ミツバとキアゲハ/バルコニー越しの海


畑のミツバは昨年タネから育て、年越ししてふたたび芽を出してきた。しかし春先は良かったが、夏になると葉がごわごわと固くて食えない。そこで間引きの手入れもせず放置しておいたら花が咲き始めたが、同時にキアゲハの幼虫を見るようになった。

キアゲハはセリ科の草ならなんでも食う。ニンジンについたこともあるが、このミツバで彼らを育ててみるのも面白いと、そのまま様子を見ていた。ところが幼虫が大きくなるにつれ、小さな2畝のミツバはことごとくボロボロになり、丸裸になり、キアゲハの幼虫は大きく育ったものの、蛹になる前に消えてしまった。

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