畑の一夏を終えて


全くの荒れ地を開墾して始めた自然菜園2年目。過酷だった一夏が終わろうとしている。

昨年、初めて経験した讃岐の夏の畑、今年の雨なしの夏はそれに輪をかけて驚きに満ちていた。給水用に長いホースを買ったのだけど、デタラメに水をやったのではかえって周囲を蒸してしまい、悪影響を及ぼすこともあるようだ。

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梅雨時期にせっせと草刈りしてマルチを厚く施しておいたので、夏の初め頃はすっかり安心していた。が、中盤から落花生までしおれはじめたのだった。なにしろ、昨年は水やりを忘れても元気満々だったモロヘイヤさえ、今年は葉を丸めはじめたのだ。

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ウリ類やカボチャは大苦戦で、発芽のときに謎の虫食いに散々攻撃され(糸張りもネットも効かなかった)、ようやく残った苗を植えれば今度はウリハムシの猛攻でボロボロにされた。

カボチャがようやくできたが・・・

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葉がこれでは。

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雨が降ればすぐに水が溜まる畦間の低地さえこの始末。

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ところが湿地帯に植えたサトイモは元気である。

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ひさしぶりに、まじめに草刈りした。

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ショウガもここまで伸びた。

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棚を延長したヤマブドウは、これまたけっこう元気で、

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棚上のつる茎はこんなに太く成長している。

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さて、来年の夏はどうなることやら、いろいろ作戦を考えねばならない。

雨を待って秋のタネを蒔こう。

(この日の夜、高松では50日ぶりに土砂降りの雨が来た)


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