大地の再生講座2日目。屋久島一湊集落で「一湊エコビレッジ」を作るプロジェクトが始まっている。そのフィールドを矢野さんと歩きながら学ぶ1日。一湊は屋久島で唯一天然の港である。が、私にとっては詩人の山尾三省が暮らした場所として刻まれている。実は今回の屋久島行きは、講座の2日目に「一湊」の文字を発見して心が動いたということがあったのだ。
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囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
大地の再生講座2日目。屋久島一湊集落で「一湊エコビレッジ」を作るプロジェクトが始まっている。そのフィールドを矢野さんと歩きながら学ぶ1日。一湊は屋久島で唯一天然の港である。が、私にとっては詩人の山尾三省が暮らした場所として刻まれている。実は今回の屋久島行きは、講座の2日目に「一湊」の文字を発見して心が動いたということがあったのだ。
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今日から4日間、屋久島で行われる「大地の再生講座」に参加する。講師で環境再生医の矢野さんのことを知ったのは、矢野さんに2年間師事したという奈良在住のKさんが、私たちのGomyo倶楽部のフィールドに見学に来られたのがきっかけだった。
Kさんは私の著作、四万十式作業道の技術書『図解 山を育てる道づくり』に矢野さんとの共通点を感じ、他のイラスト本も読んでくれた。その日はアトリエで深夜まで矢野さんについての情報を詳しく教えてくれ、その独自な手法と思想に私も大いにうなずき感じ入った・・・というわけである。
主催は「屋久島アペルイ」と「(社)大地の再生 結の杜づくり」。
“屋久島・大地の再生講座(1)/傷んでいる世界遺産の森” の続きを読む
Gomyoの定例活動日、珍しく遅刻してしまった。奈良からのお客さんKさんがすでに到着していてH氏と話し込んでいた。Kさんは前日の午後に突然メールをもらった。「大地の再生講座」をひらいている矢野智徳さんに2年間師事し、現在は独立して林業を学ぶうちに私の本『山を育てる道づくり』や『山で暮らす〜』『楽しい山里暮らし〜』を入手。大いに興味を持ち、それでGomyo倶楽部に参加したいとのことだった。
Amazonで予約しておいた今森光彦さんの『萌木の国』が届いた。クヌギを何度も萌芽更新させることで根元がコブ状に太る異形の樹「やまおやじ」が表紙に使われている。実はこのやまおやじ、Gomyoのフィールドにもたくさんある。それでこの本を読んでみたくなった。
もうすぐyuiさんの命日が来る。早いものでもう1年が経つ。一周忌はくりあげて9月17日に市内のお寺で行なうことにしている。この一年、毎朝欠かさず仏壇にお茶と線香を上げ、花を飾ってきた。
花は最初、花屋で買ったりしていたが、今は庭先にあるもので間に合っているし、そのほうがyuiさんとこの仏壇にはふさわしい。猛暑の夏を過ぎて、また秋の花が咲き出し、仏花には困らない。バラもまた咲き始めたし、嬉しいことに一昨年植えておいたフジバカマの株が大きく成長した。今日はそれにニラの花とツユクサを合わせてみた。