新著仕上がる、香川の山


ようやく新著が片付いた。当初は2010年内に終わらせるつもりがずるずると伸びてもう2011の4月になってしまった! まあ、いつもの事なんだが。居候しているここ高松ではケーブルテレビの配線でネットをやっているので東京の出版社とのデータのやりとりも楽々。最終版下をCDに焼いて郵パックで送り、カバーデザインもうまくいってほっとしている。

思えば校正から最後のデザインの詰めまで1ヶ月もかかっているわけで、ページ数が多いこともあるが図版や写真の多い本というのはまったく手がかかる。著者の仕事の最後に、装丁デザイナーや編集者にお願いしているカバーデザインのチェックがあるのだが、さすがにこの頃はアゴが上がって「もうどうでもいいやぁ」という気分になってくる(が、ここで気を抜いては絶対いけないのだ)。今回の本は森づくり・林業の最終解答というような本だ。新たな林業への提言でもあり、私が森林ボランティア経由で林業に入門してここまで、この本には15年の歳月が込められている。

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レベル7東京鼻血で新著待つ


事故当初からレベル7だったと小出先生は言った。その証拠となる、事故後すぐに現地入りした原発ジャーナリストの報告。

「取材班が取材に入った13日は、3号機が冷却機能を失い、原子炉格納容器の圧力が高まっているとして、放射性物質を含んだ蒸気を外部放出した直後の時間。このため、放射線 の計測器の値は非常に高く、原発から4キロ離れた双葉町役場では携帯していた3種類の計器はすべてメーターが振り切れた。最も高い値を計測できる計器は1000マイクロシ ーベルト。」

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人工放射能の濃縮と蓄積


ヨウ素は非常に濃縮が速い。子供達の未来のためにこれだけは知って欲しい。人工放射性物質の濃縮の恐さ。「人工放射能は濃縮・蓄積する」「自然放射能は体内に濃縮・蓄積しない」。ここが放射能汚染の最重要な知識(市川定夫氏の過去の講演より)。

チェルノブイリと同じようなことが日本で起きようとしている。