集落支援員’11.1


集落支援員で神流町へ。相変わらず道路工事の続く神流川沿いの国道。前方の山肌、スギの木が実をたくさんつけて花粉の準備をしている。よく見ると中に広葉樹が侵入しているのがわかる。こんな混植は絶対にするはずがないから、雪折れでできた穴に自然に広葉樹が生えてきたと推測できる。その広葉樹もスギの木と対等かそれを追い越すまでに大きく育っているのだ。

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梅田湖冬花火その2


第五回「梅田湖冬花火」を見に行ってきた。昨年は歌のゲストで5曲ほど歌ったのだが、今年はカラオケ大会で自由参加。花火が15分ほど湖面を彩った後、雪の屋さんで宴席&カラオケ。今年はチラシ・ポスターを任されたので去年撮った写真を使ってデザイン。

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学研『ドゥーパ!』連載開始♬


学研のDIY雑誌『ドゥーパ!』の連載が始まりました。題して「続々・田舎暮らしのDIY術 山里生活編 第1回/自分でできる間伐のやり方・・・(準備編)」。モノクロ4ページです。

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唐揚げ、コロリンシュウマイ


昔かなりハードなパソコンオタクの編集者とつき合っていたことがある。私はずっとアップルのMacを使っていたのだが、そんな私をみて彼は当時こう言ったものだ。「Macは車のフェラーリみたいなものですよ、これからもそういう位置づけで行くでしょうね」と。

金持ちのぼんぼんや高給取りの医者みたいな人が、Mac用の十数万円もする大型液晶ディスプレイを使っていた時代であった。ようするに彼は、値段が安くて使いやすいWinに大衆向けのPC業界は収束していくだろうというのである。

ところが、アップルがOSXを推進したあたりから旗色が変わった。たしかにOSXは画期的だった。でもOS9から10(X)への転換はMacユーザーにとって激震であり、クリエイター用のアプリケーションを買い替えねばならないので、お金もかかって大変だった。しかし実際OSXを使ってみると、あの恐ろしい仕事中のクラッシュが激減したのである。

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お祝いは刀屋で


本日、新著の企画書が出版社の企画会議で通過との連絡を受ける。いよいよ執筆開始である。林業に関して「鋸谷式間伐」「四万十式作業道」と書いてきたが、今回は3部作の留め、日本林業を総括する内容になる。

「やったー、オメデトウ」

「お祝いだよね、ドコ行く?」

というわけで、私が食べたかったのは蕎麦。

が、群馬には美味い蕎麦屋がない。これまで行った店10数件、ことごとく裏切られた。「石臼挽き」だの「十割蕎麦」だの、能書きはぜんぜん当てにならないのだ。群馬の食ブロガーの情報は本当に面白いけれども、蕎麦評に関してはかなり甘い。赤城の蕎麦街道にしても、有名店を何軒か食べてみたが・・・。

群馬の蕎麦屋はたいがいウドンも置いてある。ここでまず失格。うどんにまで手を広げて、美味い蕎麦が打てるわけがない。それから、丼ものとのセットメニューが売りの店もダメ。セットメニューは美味いが、単品で「盛り」を頼むとがっかりなのだった。

そして、もっとも多いのは、こましゃくれた装飾を店内にほどこし、女将が和服なんかで出てきそうな店。店内に琴の音楽なんか流れたりして。盛りを頼むとあまりの少なさに驚くので最初から2枚頼むのだが、蕎麦の香りもなんにもなく、ざる1枚が3口ほどで終わってしまう。そばつゆもダメ。なにしろ日頃、昆布を使い、本枯れ節を自分で削ったりして出汁とってるもんで、すぐわかっちゃう。

しかも後から出てくる蕎麦湯がまた美味しくない。打ち粉に蕎麦粉をケチっている証拠なのだ。今日はさらに群馬県内の蕎麦屋を探索してみようかと思ったけれど、裏切られて激怒する公算がかなり高そうなので・・・

「上田だな」

「はいはい、『刀屋』ですね」

桐生から長野まで蕎麦喰い日帰り旅なのだ。

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