あらためて漆喰壁とスギについて


いよいよ薪火の季節到来ですな! さて、囲炉裏暖炉だが、その直立する石壁は、ほぼ全域にわたって黒くなってきた。最初は炎の通り道だけ煤けていたのだが、3シーズン目に入ってさすがに貫禄が出てきたわけですな。だけど、これだけ全体に煤けてくるということは、やはりいくらかは煙が外漏れしているのだな。

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梅干し干す、エアコンと梁、エリンギ焼きそば


早起きして、今日は大ガマで草刈りしていたらアシナガバチに刺されてしまった。背後からいきなり肘にチクリ。夢中で刈っていたので巣を壊してしまったのかもしれない。今年2回目。すぐに外の水道で洗い流して毒出し。痛みが引いてきたのでそのまま草刈りを続けた。

シャワーを浴びて、その後は仕事モードだが、今日は気温のわりにさらっとして気持ちがいい。梅干しをみたらけっこう色が移っていたのでバルコニーで干すことにした。

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梅酢上がる、びんび家の昼、4日目のブリの干物


漬けていた梅の白酢が上がってきた。

重りを半分にして再びビニールを閉めてフタ。このまま赤ジソが大きくなるまで待つ。そして赤ジソが混じったら土用干しをする。

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使いたい素材から始まる


隈研吾『自然な建築』読了。普通、建築設計は部屋をどう並べるかという平面計画があり、次に外形が決まり、最後に仕上げ素材の材料選びが行なわれる。が、隈建築は逆のプロセスをとる。いきなり最初から、使いたい素材を選んでディテールまで考える。

こんなディテールで作られるからこそ、この配置、この平面、この断面にすべきだという順序で、デザインを進めていく。それが物質としての建築を決定する際の、誠実な手順、物質に対して誠実なプロセスだと信じている。(隈研吾『自然な建築』)

うん、これはよくわかる。しかし、現代住宅の設計でこんなメンドウで悠長なことは、よほど施主のこだわりがないかぎり行なわれない。先に部屋割りや形を決められ、次に各カタログの山から素材を決めさせられていく(こうして凡庸な、魅力のない新建材住宅が量産される)。

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