先日、骨董市でゲットした茶托。質の良い肥松が使われている。肥松(こえまつ)とはアカマツやクロマツの老木の太い枝あるいは根元近くにできるヤニが染みた部位のことで、木目をいかして彫り物や器・お盆など伝統工芸の材料にも使われる。肥松の讃岐一刀彫も有名で、私は修学旅行のときこんぴらさんの土産物屋で福禄寿を買ったことがある。ずっしりとして耐水性があり、防虫効果も高い。昔は火持ちがするので、松明(たいまつ)にも使われたそうだ。
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五圓安・野菜ラーメンとミニ餃子、3冊目のノート
昨日はどっさりと大地再生のレポートや溜めてしまったブログ書きを片付けたのでホッと一息で、坂出「五圓安」。ちょっと出遅れて12時半くらいに行ったら案の定駐車場は満車。外待ちはなかったが、中に入ると椅子待ちが5人。お客さんはガテン系の人が目立つ。前々回のタンタン麺が忘れがたいが、まだ食べていないメニュー「野菜ラーメン」にしてみる。「辛い野菜ラーメン」というのもあって、会話を小耳にはさんだのだが、これはかなり辛いらしい。
来ました、着丼12:54。いわばタンメンなんだけど、スープに豚骨のこってり感がある。野菜は多分ラードで炒めている、そして仕上げに鶏油を使っているような・・・。
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「あ・うん」と浄化槽、シーモアと私
早朝、矢野さんの車で新横浜に向かう。車は駅の駐車場に置き、そこからは新幹線で豊橋まで。今日は個人宅の屋上緑化のメンテナンスである。私は帰り道でもあるので、ちょっと覗かせてもらうことにしたのだ。昨夜の就寝は12時過ぎ、今朝は4時起きである。私もタフだが、矢野さんは作業をこなしているのだから、その比ではない。
移動中もずっと話が続く。昨日会った自家採種の活動家(日本人女性、アメリカ在住 Seed from Earth)の話に興味を持たれたようだった。ご自分の拠点である上野原の実験農場に今年から本腰を入れ、放棄地を再生するシステムを一般化したいようだ。それを社会弱者の救済につなげたいという・・・そんな夢を語った。
豊橋は個人病院のバルコニーの庭造りだった。以前他の業者がやったものがうまくいかず、矢野さんに回って来たらしい。木の配置はそのままに、要所に通気浸透水脈を入れ、植栽の追加、風の剪定、入念なグランドカバー・・・と作業が続いた。
お線香と洗剤の香り
初めての店に外食に行って、期待が外れたときの落胆は「やっぱりダメだったか・・・」とつぶやく程度で済むが、一番怖いのは美味しいと何度も通う店で、隣の人の化粧や衣服の洗剤(柔軟剤?)の臭いに当たってしまうことである。セルフうどんのような店なら即座に席を変えて離れてしまえばいいが、ちょっとした名店ではそうはいかない。食べている間にそんな臭い持ちの人が隣に座ってくると諦めるしかない。
臭いに関しては前からそうだけど、漆喰と無垢の木の家に住み始めるようになって、ますます鋭敏になってしまったようだ。たとえば仏壇に毎日あげるお線香、以前人から京都の線香をいただいたのだけど、その松榮堂「のきば」を使い始めたら、いままでの線香が使えなくなってしまった。
ハチ箱作りと設置、誘引剤塗り
今日は昼から東北への取材へ出かけるのだが、分蜂の季節も大詰め。午前中はハチ箱をセットしに行く。今回、下の部分(巣門という)を新たにスギの厚板で作てみた。