農林水産大臣自殺、ですか・・・。林業界にも影響が? その真相は?
まったく、最近ますます肉を食う気になれませんね。一般にはあまり知られていないが、肉には化学物質の濃縮という問題も指摘されている。B級グルメの皆さん、ご注意を。
「米国における農薬使用量は1966から76年までの10年間に倍増しており、その活性成分だけで年間に、27万トンという多量の消費が行なわれている。この使用された農薬は7年から40年間、環境にとどまり、食物連鎖によって濃縮していく。陸上では植物から動物に、海中では小さな魚から大きな魚に濃縮していくわけだ。」
「農薬の多くは脂溶性なので、肉の中でもとくに脂肪組織でその濃度が高まる。図10をみると、豚の脂肪であるラードがずば抜けて高い価を示しているが、牛の脂肪の牛脂もほぼ同じくらいと思っていいだろう。」
「現在の化学物質で汚染した環境から身を守るには、食物連鎖の低いところの食品で食事を構成することがいかに大事かわかるのだが、逆に肉をよく食べている人は、動物に濃縮してきた農薬をさらに時分のからだに濃縮させて、食物連鎖の頂点に立つことになるわけである。」(『何を食べるべきか~栄養学は警告する』丸元淑生/講談社+α文庫 p.199)