イノシシ防護柵、延長す


またしてもイノシシ出没。鼻先(牙つき)で耕耘機のごとく畑を走り回った跡あり。ダイズは全滅に近い。ネギも半分はやられた。Y先生の畑も防護柵のない所は全滅だったらしい。

イタルさんによれば、雨上がりの土がふかふかになったところにやって来るらしい。狙いは野菜ではなく、ドバミミズやサワガニやヘビなのではなかろうか(イノシシはマムシが大好物という)。その証拠に、スーパー林道には道沿いに土を掘り返した跡が随所にみられる。

今日はホウレンソウやら手元に残っている種を播こうと思っていたので、トタン波板の防護柵を延長することにする。上の畑と下の畑の境界になる石垣に、一カ所ちょっと崩れたところがあり、ヤツはどうやらそこから出入りしている雰囲気なのだ。土の崩れた跡、足跡らしきものが残っていたのである。

廃材角材で杭を作り、それをカケヤで打ち込んで、番線で波板を止めていく。連続するトタン波板は杭の部分で重ね、そこにハンマーと釘で穴を空けて、杭に止めていくのである。ちなみにトタン波板も廃材でタダで入手したものである。

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車庫完成


車庫づくりの続き。アトリエまで人力で担ぎ上げた部材(廃材角材ほか)を再び下げるのもばかばかしいんだけど、またしても人力で担ぎ下ろすのであった。廃材のストックの中には、トタンもあれば野地板に使える板もある。釘を抜けば、まだまだ使えるものばかり。割れたりしてダメなものは薪で燃やしてしまえばいいわけだし、抜いた釘だって曲がりを戻せば使えるのだ。

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カトカラ


朝、NHKの朝ドラマ「ファイト」を見てからもぞもぞと起き出す。このドラマ、群馬がロケ地になっており、主人公の優の家は高崎にあるのだ。この退廃爛熟した末期的なテレビ文化の中で、ストレートの直球をズドンと投げてくる清々しいストーリーが良い。重要なキャストである児玉清さんは戦時中の疎開で四万温泉にお世話になったそうで、由紀さおりさんは桐生の生まれとか。

午前中は日記を書いたりして時間が過ぎてしまう。前日仕込んだヒヨコ豆のカレーと畑のダイコンのしらすおろしを食べて、昼からコペンの車庫づくりにかかる。

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除草と馬


昨日トラブルで延期となった道の除草をやる。軽トラにドラム缶2個を載せ、エンジンポンプでホースと噴霧器2台を使い、帆走してもらいつつ、道の両側を二手にわかれて道路きわの雑草地帯に、除草剤をまいていくのである。人員は3人。それに区長さんがついて、写真を撮ったり指導したりしながら国道までの道を散布しつつ下っていく。相方も写真撮りとその他の雑用で参加。以前の除草はもちろん手刈りだったそうだ。十数人で手鎌でやったという。ところがいま「ダメだ、年寄りばかりで、とても手鎌じゃできねえもの・・・」というわけで10年くらい前から除草剤を使い始めた。

除草剤の危険は、それが沢水に流れることである。草を枯らす薬剤が源流の水に流れてしまっていいはずがない。日本中の山村で、どれだけこんなことが行われているのかな・・・。ただ週末に山道を車で飛ばす都会人は、道の維持に薬剤が使われている現実を知るまい。いずれ薬剤を使わない方法に戻したい。それには、元気な若い人がたくさん山村にいる必要がある。そんな状況に変えるにはどうしたらよいか? まず、ここで収入を得るだけの仕事と住む家がなければならない。山に暮らすにはそれだけではない、技術や胆力も必要だ。しかし、安逸な都会の生活より、何倍も充実した時を過ごせる山暮らしは究極の生き方だと思う。いま雑誌に連載している「山暮らし再生プロジェクト」とその単行本は、そんな問題提起と夢とノウハウを与えるものにしたい。

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蕎麦、黒衣の女


昨日植えたカボチャの近くの石垣にヘビ(ヤマカガシ)がいて、今日の水やりにもばったり出会う。アトリエに戻るとノラネコのミッキーがいて、2階のテラスから逃げていく。生き物大好きだから、まあいいっす。

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