床下地に、根太+12mm合板の替わりに24mm又は28mmの厚い構造用合板を使って半間ピッチの梁に直接ビス打ち。根太をなくすことで工程を短縮し、工事費的にもメリットがあり。・・・・という「根太レス工法」というのがハヤリらしい。
ネダノン(根太noneから命名か?)という商品名の構造用合板まで売っている。特徴として火打材を省略でき/耐震性能(水平構面としての性能)向上/たわみが減少/床鳴りが発生しにくく/遮音性・耐火性・気密性向上。といいことずくめだが・・・。
使用する合板の厚みが倍以上になるということは、接着剤も多く使われるわけで、いわゆるシックハウスというやつは大丈夫なのか? これが大丈夫だと言うのだ。2003年の建築基準法の改正によって、ホルムアルデヒドの使用制限などが規制され低ホルム建材F☆☆☆☆(フォー・スター)というのになったのである。