長旅から戻ると高松ではセンダンが開花し始めていた。東北では雪解けの新緑に出会ったばかりだというのに、やはりセンダンは南国の木だな、という印象を持つ。
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カメとタケノコ、アスパラの牡蠣油炒め
朝、敷地と畑の草刈りをちょっとやって、アスパラガスとニラを摘んだ。8:30を待って近所の直売所にタケノコを買いに行く。いつもは最短の下道を行くのだが、今日は天気がいいので勝賀山の農免道路を回ると、いつも気になる自然度の高い小さなため池にカメの甲羅干しを発見。
すごい数だ。しかもデカイ。車を止め、iPhoneで撮影し始めると、私の姿に気づいたカメたちが動き始め、水の中に逃げ始める。が、そのまま甲羅干しを続けるカメもいる。
イタドリ食す
香川県は溜め池が多い。近所にも大小多数の溜め池があり、自然度の高い溜め池には必ずカメがいて、水面を覗くと甲羅干しをしていたカメが驚いて水にちゃぽんと沈んで逃げていく。
たいていは縁日で売っているミドリガメが大きくなって逃がされた、外来種のアカミミガメが多いのだが、家から300mほど道を上ったところの溜め池には在来種のクサガメがいて、目を楽しませてもらっている。
私の主宰するデザイン編集事務所「Tortoise+Lotus studio」のTortoiseとはこのカメのことだ。ロゴマークの六角形はカメの甲羅の文様や、Lotus=蓮からの連想でもある(ハスの名由来は花托の形状を「蜂の巣」に見立てたことから)。
蓮もまた溜め池の植物で、じりじりと暑くなる頃、讃岐の池にはこの蓮たちが艶やかに開花するのである。
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さて、そのクサガメの溜め池の堤のわきに、先日「蜂箱」を設置したのであるが、見回りに行くと堤にイタドリがにょきりと出ていた。
四国、とくに高知県ではこの山菜がよく食べられている。私も高知のイタドリは好きで「ひろめ市場」でもよく取って食べ、独特の食感を楽しむ。