南牧村の石垣


支援員の帰りは上野村から南牧村・下仁田へ抜けた。南牧村は「石垣の村」といっていいほど石垣の多い集落が点在する。南牧川の本流沿いでは河原から上げた若干丸みをおびた石を使った石が見え始める。対岸の細い集落道には「おおっ」と唸ってしまうような石組みを見つけた。

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パンと石垣


昨年出版した『山で暮らす愉しみと基本の技術』は売れ行きも良いがリアクションも大きく、「忍木菟屋はいつから始まるの?」という問い合わせだけでなく、打ち合わせなどに訪ねて来るお客さんも絶えない。改装もまだまだだし、もちろん営業許可もとっていないが、やって来るお客さんには既に忍木菟屋の雰囲気を味わっていただいているようだ。

今日は長野で天然酵母のパンの移動販売をしてるBさんが来訪。ちょうど夜はFezライブなのでそれを聴いてもらい、その後囲炉裏を囲んで深夜まで語った。Bさんは石垣積みもやっており、『山で暮らす愉しみと基本の技術』をいたく気に入って友人たちにも勧めてくれているらしい。

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四国村の石垣(14.笠岡〜高松)


大三島に渡ろうと、フェリーの港がある忠海の埠頭で夜明けを迎えた。しかし天気もパッとせず、始発の船まで時間があったので陸路で行くことにする。ふだんは走ることにない海岸線のローカルな道を行く。寮から徒歩や自転車で工場に通勤する人々に出会う。

昨日は夕刻の渋滞を避けるために広島近郊の抜け道を走ったのだが、細い道を数珠繋ぎにかなりのスピードで流す車に驚いてしまった。地方都市の車社会ぶりは凄いものがある。そしてこのあたりの主要幹線である2号線はトラックがすこぶる多い。

笠岡の2号線沿いにあるカフェレストランでモーニング。辺鄙な場所に結構大きな建物。厨房に調理人1名と、給仕の女性が3名。よほど安定した常連客がいなければこんな体勢はとれないだろうが、朝からお客は次々と入ってくる。

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石垣の里へ


昨年の夏の取材で行くことのできなかった愛南町外泊の「石垣の里」へ。おそらくここ日本最大の石垣集落といっていいであろう。すでに取り壊された家屋の跡があり、山の斜面の石垣畑に至ってはほとんど耕作が放棄されて森林化してるが、集落の石垣は現存しており、現在は要所には遊歩道が整備され「外泊・石垣の里ミュージアム」と銘打たれたパネルも置かれている。なかに民宿も数件。バスによる見学ツアーもあるそうだ。

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