遅れ遅れになっていたジャガイモ掘りをする。今年は花が咲かないうちに枯れてしまった。連作障害なのか、日当たりが悪かったのか(東側の山の木が間伐のせいで大きくなった)、タネイモのせいなのか、掘ってみると予想通りイモは小さく数も少ない。天気もあるのか? 集落でも不作の声を聞く。収穫は例年の1/4程度だった。
さて、金魚鉢のトップライトだが、屋根に日が射したときの効果は絶大だった。平たいガラス板ではこうはいくまい。屋根にクリスタルが載っているようなものだものな。
囲炉裏暖炉のある家 tortoise+lotus studio
イラストレーター・著作家、大内正伸のブログ
遅れ遅れになっていたジャガイモ掘りをする。今年は花が咲かないうちに枯れてしまった。連作障害なのか、日当たりが悪かったのか(東側の山の木が間伐のせいで大きくなった)、タネイモのせいなのか、掘ってみると予想通りイモは小さく数も少ない。天気もあるのか? 集落でも不作の声を聞く。収穫は例年の1/4程度だった。
さて、金魚鉢のトップライトだが、屋根に日が射したときの効果は絶大だった。平たいガラス板ではこうはいくまい。屋根にクリスタルが載っているようなものだものな。
東京・横浜出張から戻ったその朝、早々イタルさんの来訪に起こされる。タマネギをいただいた。
「モロヘイヤの苗いっぱいあるんだけどさ、いるかい?」
「ああっ、ありがとうございます、いただきます!」
畑を始めた最初の年に同じようにイタルさんから貰ったモロヘイヤは、よくできた。さっと茹でて包丁で叩くと粘りが出て面白い青菜だった。僕らは花のあと種を収穫し、翌年まいたのだが、その種はなぜかまったく発芽しなかったのだ。今年はモロヘイヤのスープをつくってみたいと思い、イタルさんに苗のことを遠回しにお願いしておいたのだ。
新しく植える場所をつくるのに、ラッキョウの残りを抜いて整理する。市販品とまでは行かないが、けっこう粒の大きなものができていた。ついでにジャガイモも試しの初収穫。こちらもやや小振りだけどよくできている。今年は花が咲かないうちに茎が枯れ始めるものがでている。
雨。朝、Y先生の奥様から電話。下の先生宅で9月の個展の打ち合わせ。午前中は囲炉裏を焚いてギターの練習。小雨になったのでニホンミツバチの様子や畑を見に行く。ミツバチは雨の日はほとんど外に出ていかない。ときたま帰還してくるハチがいるが、雨水で羽の動きを奪われて辛そうである。
ラッキョウを収穫したり全体の草刈りをしたりする。それにしても7月の草の猛威は凄い。またしても汗だく(毎日!)。
上野の「伊勢音商店」からネット注文の鰹節などが届く。「大雨被害だいじょうぶですか」とメッセージが書かれていた。こちらはそれほど降っていません、ご心配ありがとうございます。
届いた鰹節をカンナで削りながら、囲炉裏端でノートパソコンを開いて小津映画『東京暮色』のDVDを観る。ジャガイモを焼いて食べ、昆布とカツオだしで蕎麦を食べる。今日は一日じゅう囲炉裏を焚いていた。夏の囲炉裏もいいものである。長雨の湿気を解消するのに効果的だし、燻しが蚊などを寄せ付けない。ちょっと熱いと思ったときは裏の戸を開けて風を通せばいい。