がぶりと噛んだ焼きもちの断面。表面のカリカリ部が分厚いのがわかるだろうか。これをお雑煮に入れると表面が「しみせん」状態になって美味い。
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餅を焼く
山の水を使った杵搗き餅の美味さはここのページに書き尽くしたけれども、いや何度食べても美味い!!!
なぜこんなに美味いのか?
餅というのは「水の産物」であることをまずここで確認・強調しておきたい。
まず餅米を洗い浸しておく水。そして蒸し器にかけるとき水蒸気を浴びる水。餅つきの間の手に、手につける水。
そして杵と臼は木。杵と臼がぶつかり合うことで、餅には「木」の「気」が混ざるのだ。
電動のフードプロセッサーと、陶生のすり鉢と山椒の擂り粉木で擂ったものは味が違う。山椒の気が混ざるとともに、実際に山椒の木の微細な破片が混ざり込む。
擂り粉木の薬効をも食べている。
ワタシ始動!
今年の餅つきは・・・
毎年恒例の餅搗き。桐生には臼がないので旧アトリエに戻って搗きにいく。そのほかにイタルさんや大家さんへのご挨拶を兼ねて、今年最後の一泊二日の旧アトリエ行きである。