石臼、始動!


午前中は薪採り。薪のストックはすでに一冬分は十分にあるのだが、来年分もためておきたい。お目当ての放置木があるのだ。今年1月の大雪で、折れた広葉樹がぶら下がっている。自然に乾くまで放置してから採取しようと考えていたのだ。晴天が続いた。雪が来る前に採取しようと、ひさしぶりに腰ナタと手ノコ、背負子を持って採りに行った。

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四万温泉と石臼


NHKの朝ドラ「ファイト」のロケ地でおなじみの四万温泉に行ってきた。思っていたより谷間の細長い敷地で、旅館の数はかなりある。一番奥にある「積善館」という古い旅館(温泉旅館の木造建築としては日本最古/群馬県の重要文化財)の湯船に入る。日帰り温泉としては値段は高い(1000円)が、その雰囲気、湯質はすばらしかった。古い建物はなぜこんなに安らぐのだろうか。

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囲炉裏と縄文土器


「群馬の森」にある県立歴史博物館へ行った。僕らはここに来て一年ちょっと。車を利用して県内をかなり動き回り、なんとなく、上州というものの輪郭がわかりかけてきた。そんなタイミングで、この常設展示を見ることができ、とても面白かった。

すぐ入り口に囲炉裏の展示があった。そして順路は先史時代からぐるりと昭和まで回るようになっているのだが、僕らは間違って逆回りをしていた。

その後、新品石臼を探してホームセンターをいろいろ見る。でも、石臼は店内では「ウチはこんな本格的なものを置いてますよ」的な、「客呼びの商品」の置き方をされているようで悲しい。

囲炉裏といい、石臼といい、僕らは懐古趣味的なものではなくて、「新たな縄文」をかたち創る実質的なイメージを考えている。WEBをさらってみると、そんな人がまったくいない。しかし、ホンモノはパソコンなんかやっていないのかもな。

群馬で出土した縄文土器がたくさん展示してあった。囲炉裏の灰に埋め、熾き炭を活用して使っていたと思われる形態が面白い。自分で囲炉裏を使っていると、縄文人の気持ちがよくわかる。

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石臼


雪の山景色が見たいのと石臼を探しに、渋川~伊香保方面へ。伊香保はけっこうな積雪があった様子。初めて行く階段街は雪が残ってちょっと怖かった。しかし雪山の夕景色はすばらしかった。階段の中間地点にあるなかなか渋いカフェで休憩。

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