キャベスパ醤油味


農業高校の文化祭で購入したキャベツが美味くて、それでお好み焼きをすいぶんやった。

お好み焼きは「ちょっとキャベツを切り過ぎたか」と思うくらい多めに入れるのが美味しい。最初は心配になるが、ひっくり返してじっくり焼いていくと、キャベツに火が通って収縮してまとまってしまうのだ。

小麦粉が多いとモカモカ・ニタニタとした、まるであんこの少ない今川焼のような食感になって美味しくない。

表面を焦がさないように火を通すには、じっくり時間をかけて焼く。

これには分厚い鉄のフライパンがよい。まず十分に余熱してから、いったん濡れ布巾の上に載せてフライパンの底の温度を下げる。

そうして中弱火の火に戻してから油をひいてタネを入れる。

こうしないと油の温度が急に高くなりすぎて煙が上がりタネも焦げる。かといって最初から中弱火でやると、家庭用のガスコンロでは火口が小さいので大きなフライパンでは焼きムラができる。

さて、この加熱のコツで和風スパゲティを作ってみよう。具は鶏肉とキャベツのみ。鶏皮の臭み消しにショウガのみじん切りを少々。

パスタは先に固めに茹でておき、お湯を切ったらボールに移してオリーブオイルをかけて混ぜながら団扇であおいで冷ましておく。前の日に仕込んで冷蔵しておいてもよい。

1114.1

“キャベスパ醤油味” の続きを読む


イワシを山で


草刈りしたり種をまいたり(二十日大根とオクラその他)いろいろとやる。YKはお茶を摘んで手揉み茶を製造していた。

昨日、アサリとイワシを買ったので、昼はボンゴレ、夕刻はY先生から貰ったキャベツで丸元レシピ「イワシのカレー風味」を作ってみる。丸元氏の料理書には野菜と魚を組み合わせた驚きの料理がいくつかある。

ジャガイモ・タマネギ・ピーマン・トマトを使った「タラのグラシオサ風」や「ニシンのマリネ」「サバのカレー」なんかは以前作ったことがあるが、どれもレシピだけでは、実際つくってみるまでは味が想像つかないものばかりだ。もちろん日本のレストランのメニューに見たことがないが、これらは各国の郷土料理の写しなのだそうだ。

で「イワシのカレー風味」である。

middle_1180625384

“イワシを山で” の続きを読む


キャベツと灰干し若布


単行本の装丁の依頼がきて、野菜の写真が必要になり、ちょうど畑にキャベツがあったので、撮影してそれを使うことに。MacのOSXの安定性が助かる。以前ならデータがPhotoshopとIllustratorを行き来する間に必ず1度はフリーズしたものだ。データを保存し忘れているうちにクラッシュ、泣き・・・ということが何度もあった。OSを変えてから、それが全くない。

middle_1174881935

Illustratorに張り込んだデータはPDFファイルに変換できる。これがまた非常に便利だ。以前はPhotoshopに焼き直してJPGに変えて送らねばならなかったが今はボタンひとつでできる。それをメールで送りラフ案を検討してもらう。

“キャベツと灰干し若布” の続きを読む


さっそく畑と囲炉裏


Y先生とお隣のイタルさんに旅から帰った報告をし、取材資料を整理。さっそく原稿書きが待っている。しかしY先生の奥様と次回の個展の打ち合わせがあったり、イタルさんから分けてもらえることになったキュウリとカボチャの苗を、畑に植えに行ったりと、山村暮らしの付き合いにはこの「突然の」というのがあってまことに忙しいのである。

middle_1152249738

“さっそく畑と囲炉裏” の続きを読む


ジャガイモの初収穫


個展の中休み、しばらく手入れできなかった畑の草取りをする。草だらけでエラいことになっている・・・と思いきや、それほどでもない。相方は個展準備で散乱状態の部屋の掃除。

ジャガイモの花が終わったものを2株ほど、初収穫してみる。連作したのだけれど、けっこういいものができている。しかも、今回は耕転もぜす、土寄せもしていない。ジャガイモの生育に負荷を与えない程度に草を刈るだけ。もちろん化学肥料や動物糞の有機肥料はいっさい入れていない、木質堆肥と木灰だけ。農薬防除もまったくなし。ニジュウヤホシテントウがついて葉を食べている株もあったが、そのまま放置しておいた。

middle_1150769918

“ジャガイモの初収穫” の続きを読む