天皇のロザリオ


山暮らし3年目。↑ブログのサブタイトル「絵と文作・ギターのあい間に畑と山仕事。アトリエの改装・・・」とあるように、まあ忙しい日々を過ごしながらも、このところ図書館で本を借りたり(市立町立図書館が3カ所に県立図書館で都合4カ所かけもち)DVDを借りて古い日本映画を観たりもしている。

太田龍『天皇破壊史』『長州の天皇征伐』ときて、今日は鬼塚英昭『天皇のロザリオ』上下2巻900頁超を読了した。こんな本が、市立図書館とか県立図書館にしっかり収蔵されているのだ。いや、ありがたい世の中というか、マイッタマイッタ。しかし、付箋を貼りながらの読書なんて久しぶりのことだな。

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何を食べるべきか? オマージュ丸元料理本


ストレスと健康に悩んでいる若い友人に料理本を送ろうと思い、最近の丸元淑生氏の料理本の状況をネットや書店や図書館で調べてみた。現代栄養学は食事と健康についての新知見をどんどん積み重ねており、丸元氏もそれに合わせて進化しておられる様子が頼もしかった。

丸元氏の著作に初めて出会ったのは文春文庫『丸元淑生のシステム料理学』で、そのときから鰹節を自分で削ってずっと使い続けている。いまアトリエの手元にある『丸元淑生のクック・ブック』の奥付けをみると1987年とあるから、あれから20年の歳月が流れているわけだ。

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坂巻温泉


『裏古事記』『明らかにされた神武以前』の著者、山本建造氏は飛騨にお住まいの哲学者・著述家で、財団法人飛騨福来心理学研究所を運営されている。飛騨高天原起源説ともいうべきこれらの書籍は、一般の書店では入手できないのだが、一昨年の旅の途上、高山の上一之町にあるギャラリー・カフェ「遊朴館」で現物を見ることができ、購入した。

今回の旅でまた「遊朴館」に立ち寄り『破られた二千年の魔法』山本建造監修/山本貴美子著を購入した。お祭り二日目には、なんとカフェのウインドウの前に与鹿彫刻のある麒麟台が停まっている。

高山祭りに行く直前に、もういちど前記の2冊を読んでいるうちに、いままでジグソーパズルのパーツのように居心地の悪かった紀記神話の様々な説話が、不思議なことに、見事に頭に整理されていく。目が覚めるほど美しく力強い「高山祭り」と『破られた二千年の魔法』は、さらにこの感覚を強固なものにしてくれた。

千光寺で円空仏を見て、安房トンネルを越える。最初に高山を訪れたときはまだトンネルは工事中で、安房峠のヘアピンカーブでバスが切り返していたのを思い出す。上高地の入り口にある坂巻温泉に泊まる。立地条件はよくないが湯質はすばらしく、料理も美味しかった。

高山で入手した「山車」(さんしゃ)の純米吟醸花酵母造を、その風呂上がりにチビリと呑む。ひなびた山の温泉と極上の酒。この日本に生まれた喜びを噛みしめる。そしてこれから行くべき道を思いめぐらす。これでついに秘湯スタンプは10個満願。

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PC勉強中


昨年の4月に始めたこのブログ、この投稿で300回を過ぎ、容量もそろそろいっぱいになってきた。以前からHPの大改造を考えていたのだが、いよいよ始めねばならない。新たなソフトはすでにPCに入っているのだが、なにしろ以前のファイルは最も初歩的なソフト(iMacについてきたもの、現在製造サポート中止)だったので、いろいろと勉強しなければならない。それに画像を処理するにも、新しい画像ソフトの使い方を習得しなければならない。ああ、大変だ・・・。

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