いよいよ「「大地の再生」と自然暮らし創造舎」お披露目のイベントの日がやってきた。この日まで一帯を手弁当で整備片付けをしてきたわけだが、とくに島にいるうすけはれの新くんがラストスパート急ピッチで進めてくれ、炊事棟やログハウスの中もかくだんにキレイに使いやすくなった。
さて今日は、明日のお祭りの前夜祭ということで、僕と写真家の宮脇慎太郎さんとの対談をするのである。タイトルは、
◯焚火対談/宮脇慎太郎×大内正伸「かつてのヒッピー文化と北谷の僕たち〜”火を焚きなさい”の詩人・山尾三省を巡って〜」
というものになった。そしてこの対談をリアルタイムで流すべく以前「紙芝居」でお世話になった坂出の木村くんに来てもらいインスタグラムで生配信をお願いした。
木村くんは小豆島の観光をしたことがないというのでまずは西の滝(小豆島霊場第42番 西の滝龍水寺)へ連れて行き、
その後ラーメンを食べて小豆島観音へ。
北谷に降りてみると、前泊していた新くんらのグループがすでにテーブルを配置していい感じでくつろいでいる。水源からの水も復活させたようで、炊事棟の前からシャワーを浴びれるようにホースがセットされているのだった。
Gomyo倶楽部のFsさんと新人のKさんも来てくれた。Fsさんにはここでアート作品を作ってもらいたいと思っていたので、敷地をいろいろ見てもらった。
東京から舞い姫の妙香さんひさやさんたちも前泊して奥にテント群ができている。残念ながら沢の水量は減ってしまって海まで到達していなかった。しかし浜辺のゴミはかなり片付けられており、北谷の気持ち良さが全開になっている。
夕暮れ前、ジャストタイムで宮脇さんがバイクで降りてきて、対談開始。ときおり電波が届かず生配信はとぎれとぎれになってしまったけれど、途中で妙香さんの「火を焚きなさい」の朗読を挟んで、最後は僕がゲーリー・スナイダーの「子どもたちのために」を読んで締めた。
全然打ち合わせしていないんだけど、緻密ないい対談になったと思う。全話を再構成してyoutubeにアップする予定なのでお楽しみに。
(続く)