1番札所の霊山寺売店でへんろ地図をゲット。定価2.500円はいいお値段だが、この地図は宿泊地の一覧や、売店・コンビニなどの位置もポイントされており、歩き遍路には定評がある。初版は1990年、2013年に第10版というロングセラー。今年の4月にその3刷り目が出ている。
徳島市内で遅い昼食をとり、小松島方面へ。義経が屋島の戦いのために上陸したのがここ。
「義経が勢揃いして士気を高揚するために、田野と芝生の境にある小島(当時)の山頂へ源氏の白旗を立て軍陣の標記としたことからこの 山を旗山と呼ぶ。また、この地には像高6.7mの源義経公之像(騎馬像では日本一)が 雄壮な姿で山頂東端にそびえている」(小松島市HP)
(写真は今年1月に撮影したものです)。
さて、その義経像の近くにあるのが18番札所「恩山寺」である。やや山に入り込んだ位置にあり、途中に天然記念物のビランジュの橙色の木肌が目を引く。ここは弘法大師の母上の物語が内蔵されたお寺で、山号は「母養山」という。
駐車場にはアジサイがそろそろ開花を待っている。坂を上がって本堂。
奉納された絵がかかる。そういえば私もむかし神社に絵を奉納したことがあったっけ(御荷鉾の神馬)。
大師堂。こんな寂びた場所にも、ぱらぱらとお遍路さんが集っているのですね。
バックパッカー大師(修行大師)像。りりしい♬
その後、小松島市の中心部に行ってみる。タヌキが有名らしく公園に巨大なタヌキ像と青石の壁から滝が流れる仕組みがあって驚く。
勝浦町の道の駅へ。町主催のホタル祭りをやっていて、見れる場所へ客を運ぶシャトルバスのステーションになっている。ホタルを駆逐するような贅沢な暮らしをしながらホタルを見に行くという祭りは全国で行なわれている。行きたいと思わないが、屋台も出ているらしいので観察すればよかったかな(人のほうを)。
ま、ワシらもビール飲みながら「ほか弁」食いつつ車中泊してんだからエラそうなこと言えた義理ではないわなw。
空海の時代には自然が病むということはなかった。今ならどんな仕事をしているのだろうな・・・。
▼今日の昼食