連チャンでワークショップ。今日は丸亀にある自然農の「愛菜ファームSin」の納屋にて囲炉裏講座。2月に「大地の再生」ワークショプをやった場所(レポートはこちら)。まずは自己紹介と簡単な座学を経て・・・
畑のあるフィールドへ。2月に点穴を開けた効果が出始めて柑橘の木も回復し始めている。敷地全体に爽やかな気がみなぎっていて気持ちが良い。
アトリエから三又囲炉裏を持参。それで羽釜ご飯を炊く実演。耐火レンガがあったのでそれを借りて簡易かまどをつくり・・・
お汁も温める。
3日連続で完璧な炊き上がり〜w。皆が動画をとりに構え、蓋を開けたとたんどよめきが起こる。
Sinの無農薬無肥料野菜で菜飯とお汁でいただきました。
午後は三又囲炉裏づくりへ。ちょうどいい感じの伐採枝があったのでY字の枝を探しに行く。
そこからは怒涛のような忙しさだった。ロープを使った自在カギは3つの木のパーツから作られる。下写真は僕がインスタにあげた自作の自在カギだが、ナイフで面取りしたりヒモかけ部分の滑りがよくなるように削ったりと、参加者が多いとお手伝いが忙しいのであった💦
用意してもらっていたロープが足りなくなり、途中で僕が持参したロープを提供し、横木に9㎜の穴を開け、こうして全員の自在カギが完成した。壮観ですな(笑)
さて、今回の最大のミッションは、納屋に設置されていた囲炉裏と自在カギを修復することである。小さなテーブルに仕込まれた囲炉裏、かつ炭使いなので火鉢のような使い方になるのだが、いちおう小さな自在カギが吊るされていて囲炉裏にはなっていた。が、自在カギが壊れていて動かないのだった。
まずは灰の上の五徳を取り除き、灰をフルイにかけて掃除をする。
そして既存の自在カギを分解し、曲がっていた芯棒(銅製のパイプだった)をまっすぐに修正し、
Sinの農場にある竹と、柑橘の枝でカギを作ってぶら下げた。
上部は節の直下に角穴を開けて広葉樹の角材を作って通し、ヒモで黒竹に下げる。
灰を入れ替え、高さを調整して完成! サインを求められたので書いてきました。
それにしても、三又囲炉裏の人気は凄いものだった。なにせあれで羽釜ご飯まで炊けちゃうので、災害のときとかも大活躍するはず。電気代が値上がりもしている昨今、皆が薪火に目覚め始めた感がある。
次回、丸亀「愛菜ファームSin」は5/3に「大地の再生」2回目をやります。よろしく〜♬