タマリンの森で三又囲炉裏を


前夜はYさんのご実家宅にお世話になり、皆で「富家」に朝ラーをしようと思ったのだが、開店が9:30〜のようなので朝はうどん。港近くにある「こがね製麺所」へ。

ここは朝6:00から営業していて活気がある。途中でYさんがゲスト2人とやって来る。彼らは今日は高見島を視察に行く。

僕とSさんは「タマリンの森」へ。『杜人』上映会でボラをやってくれたWさん合流。芽吹きが楽しみなセンダンの大樹。

いい天気で今日も讃岐富士がきれいに見える。

今日は道をはさんで森の反対側にある飛び地の開拓をする。重機で少しヤブこぎしてもらった先を人力で切り開く。メダケがびっしり生えているので、それを手ノコで地際から刈っていく作業だ。

中にノイバラが入り込んでいるので大変である。西日本のヤブにはこのノイバラがとくに多いようだ。そういえばアトリエの庭にもよく生えてくる。

道の部分がちょうど尾根になっているので、こちらからは海と高見島が見える。

昼飯は近くのスーパーで弁当を買って、広場で焚き火しながら食べた。メダケの太いもので三又を作り、倉庫にあったヤカンで湯を沸かしてコーヒーを飲んだ。

石で小さな炉を作る。見学者がやってきて、三又と自在掛け作りから点火までの一部始終を撮影していき、「いいものを見せてもらいました!」と感嘆して帰っていく。

自在掛けは前回剪定したサクラから二又枝を保存しておいたものだ。この三又囲炉裏はどこで作っても喜ばれる。

紅梅が咲き始めた。

水仙も。

ツバキも開花。

ヤブの開きと「風の草刈り」が功を奏して皆生き生きしている。

午後からNさんが参加。『杜人』上映会に来てくれた方で、現在は林業系の作業を仕事にしているそうだ。バリバリ動いてくれて、助けられた。

16:00、作業終了。

ぎりぎりの時間でKさんが見学に来る。

Kさんは大きな古民家住まいで「薪ストーブやっているのに家が寒い」というので帰り際に見に行った(森から車で近い)。本瓦の立派な家! 元は庄屋さんの家だったそう。いろいろ原因はあるが、庭のコンクリートのたたき(かなり広い!)がよくない。庭の手入れも必須。とにかくまず「大地の再生」の新著読んでください・・・と指示。

納屋もかなり広い。格子戸があるのでここなら囲炉裏ができそう。

明日、タマリンの森の視察があるのでYさんのご実家にもう一泊することに。夜は歩いていけるお好み焼き屋「よこた」へ。今日は初めて奥の座敷に上がった。お好み焼きはもちろん、餃子もカキフライも旨い! ゲストの2人も大満足されたようだった。

Yさん宅で高見島のお土産のナマコを調理する。右の皿に取り出したのがナマコの内臓で、この塩辛が「このわた」である。

いや、さすがに瀬戸内の採れたてナマコは最高だった!


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください