またパンを食べ始めたので竹のバターナイフを探したのだが見つからない。そこで小豆島からもらってきた端切れで新たに作ったら、あとから古いほうが出てきた(笑)。新旧ふたつを並べてみた。
裏側。ナイフの反対側はスプーン状に彫ってある。
古いほうは2年前の4月に作ったものだ。脂でいい飴色になってきた。
節のところの膨らみを利用してスプーン状に。仕上げはトクサを使った。
スプーン部は丸刀を使用。
あとの部分はすべて右の竹ナタで。先端のとがりが細かい細工を可能にする。
僕の彫刻刀コレクション。森林ボランティア時代、よく篆刻看板を頼まれて、その度に買い足していったものだ。
原木(竹)をいっしょに並べてみる。
その削カス。コレは全部、囲炉裏暖炉にくべて燃やしてしまう。
竹は加工しやすいのに堅牢で、驚くほど長持ちする。竹林は日本中で見向きもされず放置されている。竹炭づくりも重要だけれど、日用品にも大いに活用しましょ♬