キッチンに置いてある自作の竹べら・竹串いろいろ。
串はジャガイモの丸茹での茹で上がりを調べたりするもの。市販の竹串では太すぎるし無粋なんだよなぁ。この表皮の部分があるのがいいわけね。滑りもね。
細い竹べらは何に使うかというと・・・前にも書いたけどトウモロコシの粒を外すときこんな風に使うと、最初の一列目がきれいに外れる。一列空いたら、あとは手できれいに剥くことができるでしょ。粒コーンを料理に使いたいとき便利(缶詰はできれば使いたくないのだ)。
それからチューブ入りわさびなんかの最後の残りをかき出すときこのヘラを使う。
マヨネーズの場合は大きめのほうを使うのだ。いや~これが残らず取れて便利なんだわ。
いちばん左のはただの丸棒で、何に使うかというと、粉辛子を練るときの練り棒なのである。ほら、よく箸の後ろ側なんかで練ったりするでしょ、あれキタナイでしょ。
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手に合った自作の道具というものは、使うほどに愛着がわいて手放せない。上のバターナイフは皮付きのヤマザクラ材で作ったものだけど、反対側のスプーン部が割れたのでyuiさんに漆で継いでもらった。
下の竹べらはトングを作ってみようと思って途中で挫折。考えてみたら竹でトングを作る必要はないよ。
竹でしか表現できない作りやすさ、使いやすさというものがあるわけで。
で、これはいま味噌こしのかき混ぜヘラとして使っている。金属のスプーンではなく、プラスティックのヘラでもなく、竹。竹の素材がステンレスの網に当たって味噌の粒子をつぶしながら漉していく、その感触がいいのだ。
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竹、もっとDIYを身近に、シンプルな道具として使いこなそう(これはスギも同様だ)。