本づくりの追い込みが最終段階になってくると、チェック原稿待ちの空き時間ができる。かといって遠出するほどの余裕はない。なので家事や庭をこなしながらYouTubeを見たりしている。ときおりiPhoneから緊急アラームが鳴り響く。香川県は四国4県の中で最も災害の少な地域だが、高波で浸水の心配があるらしい。台風をやり過ごすために沖に停泊している船が何艘か見える。
昼はナスとトマトのパスタ。今回はナスを平たく斜め切りして小麦粉をうすくつけて焼いてから煮込んでみた。今日はイタリアトマトの缶詰を使用。
バジルは畑にいくらでもある。パルミジャーノをふればなお美味しいのだが、いまチーズは禁にしているんだよね。ニンニクはあえて刻まずに最初に油に香りを出してから取り出してしまう。そのほうがナスの繊細さな旨味が味わえる。美味しかった!
うどんの外食はお付き合い以外は完全にやめているのだが、パスタとラーメンには手を出し始めている。あまりハマり込まないように注意しよう💦
夜は鍋2つで料理を。この鍋は伊賀焼「長谷園」の兄弟鍋。小さい方は蓋を落として割ってしまったが、瞬間接着剤でくっつけて使っている。今のところこれで大丈夫のようだ。
そういえば数日前に長谷園から立派なカタログが届いた。開窯190年になるらしい。アトリエを新築したときに林野庁の「木材利用ポイント」利用して「かまどさん」を購入したのだが、そのときのユーザー情報を使ってくれたのかな?
それにしてもすごいラインナップである。燻製ができる土鍋や電子レンジが使えるものなども開発している。
11月から新サイトを立ち上げるらしい。
今回使っている鍋はAmazon経由で購入した普通の理用土鍋で、カタログ中央の「利休十草」という絵付けのものだ。伊賀の陶土は「古琵琶湖層」という400万年前の生物の遺骸が含まれている堆積土で、その成分で空洞ができ蓄熱性や吸水性が高い。
大きいほうは根菜の煮物を。
小さいほうは今日のメイン料理、白菜と豚肉の鍋。真ん中の緑は畑のモロヘイヤ。自家製だいだいポン酢でいただく。
3種目に長谷園の製品「みそ汁鍋」というのを買ったのだが、そのあとセラミック片手鍋を買ったので味噌汁はこっちで作るようになってしまった。しかし「みそ汁鍋」は丸底で保温力が強く根菜や豆などを煮るのに最高である。
小さい土鍋に水を張って、茶碗に盛った一人分の冷やご飯を入れ、蓋をして蒸し器のように使うのも便利だ(電子レンジでチンするより経済的・健康的!)。そして火鉢の季節になれば、小鍋はますます活躍することになる♬