おやきと大地とアート談義の夜


矢野さんはPCをあまり使わない人なので事務処理や原稿のやりとりなどは上野原の事務所経由でするのだが、「戻しを大至急送るように」と釘をさしておいたら郵送ではなくPDFにして送ってくれた。上野原に常駐のIさんが紙原稿をコピー機で変換してやってくれたようだ。というわけで今朝、残りの原稿が届いたのだった。

朝食は塩サバ。今日は夕刻にサトコ氏が「大地の再生」に興味があるという研究所の仲間を連れて遊びに来ることになっている。

仕事の合間をみてカレーだけ仕込んでおくことにした。「そちらで『おやき』作りますから」とメッセージが来たのだが「おやき?コレのこと?」と昔の記事のURLを送ったら、まさにそれだという。

前回・前々回から、餃子、春巻きと来て、おやきというわけか。このところ粉物の巻物にハマっているらしい(笑)。

COOPに全粒粉が売っているとは知らなかった。なかなかきめ細かい良さそうな生地。なにしろ僕も山暮らし時代は自分で小麦を栽培して石臼で挽いてチャパティ作って食べていたことがある。

エゴマ入りチャパティ(2007.12.9)

白いジムニーでやって来たKさんは丸亀在住の漆芸家である。木を扱う仕事で「大地の再生」にも興味があるなら当然「火」が好き。というわけで、またしてもエアコンかけながら囲炉裏暖炉の実演(笑)。

おやきもチャパティも焼けたのでカレーよそって乾杯。今日は大正金時とレンズ豆のカレーにした。

即席で作ってくれたナスの味噌煮入りおやき。懐かしい味! 山暮らし思い出した。全粒粉の生地がなめらなかつ香ばしくなかなかいい。

チャパティ、カレーにもばっちり合います♬

カボチャとあんこのミックス、甘い系のおやきも美味。デザートにヨモギのパンケーキあんこ乗せやろうかなと思っていたのだけど、これがあるので・・・

僕はあとダイコンとゴーヤーの酢の物を提供しただけ。

その後は「大地の再生」+アート談義が続く。サトコ氏は武蔵美、Kさんは京都芸大の彫刻コース出というばりばりインテリである。しかし映画の影響もあるのか「大地の再生」は香川でもじわじわ浸透しているらしく、こりゃ本が出たらちょっと大変なことになりそうな気が・・・

高松ソレイユ「杜人(もりびと)〜環境再生医・矢野智徳の挑戦」上映会10/14(金)~10/20(木) 決定です♬

ソレイユ

それから10/23-24 に小豆島で「大地の再生+石積み」講座をやる。ちょうどこの夜、主催者Sさんから打ち合わせの連絡が来た。いま在住しているパキスタンは例の洪水でとんでもないことになっているのだが、Sさんのところは大丈夫だったらしい。

この小豆島講座、おそらく単行本出版後初の講座になるだろう。オーガナイズは滋賀の「大地の再生たむたむ」のやっちゃんにお願いしている。人数20-25人くらいの限定で、23日夜は僕が座学をやる予定。Facebookに詳細が出たらお知らせします。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください