腰板の天端を板で覆って隠す。この板は改装の解体時に出た古材をカンナで削ったものだ。
カンナで削る前はこれ。
削った後。古材でも汚れているのは表面の0.5ミリ以内。カンナで削ると白木の美しい地肌が現れる。そして古材は十分乾燥しているので狂いにくい。
拡大すると・・・。
街角で古民家が解体されている現場を見ると「もったいないなぁ」といつも思うのだ。銭湯で燃やされるならまだいいが。しかし、燃やす前に、再び使うということを考えたいものだ。釘抜きの穴があったりするのはご愛嬌だ。
今日はおやきを作った。先日、長野小川村の「おやき村」でやっていたと同じ方法で、鉄のすき焼き鍋で表面を焼く。
その後おき炭で焼く。じっくり時間をかけないと生地が生焼けになる。中のあんは夏に大量収穫して古漬けにしたキュウリ。それを塩抜きした後、油で炒め味噌で味付けしたもの。小麦は白い地粉と自家製の石臼挽き全粒粉を混ぜたもの。
これがなかなか美味いのである。古漬けが合うのだ。