敷地にクズが伸び始めてきた。クズの新芽(つる)も食べれる野草である。手でプチツとちぎれるところで採取。
いつもの野草と同じく茹でて水で晒すが、なにしろ毛が多くて食感が悪い。しかし皮を剥くのもけっこう大変だった。が、その下ごしらえを経て胡麻和えにするとなかなか美味しい!
サトコ氏がひさしぶりに来るというので夕飯に「野草と海藻ごちそうするから」と言っておいた。キューブにして冷凍しておいたメカブを出してみる。
このキューブでも解凍するとけっこうな量で、3ネバが2人前くらいにはなる。
茎わかめの佃煮、畑のそら豆ご飯。めかぶの3ネバ、アサリとセリの味噌汁、イチゴとサクランボ、ヨモギのパンケーキとあんこ。タンポポ茶というメニュー。お土産に木工の削り屑と端材をもらった。サトコ氏も焚き火大好きなのでさっそく囲炉裏暖炉を焚きながら近況を温め合う。
ところでクズは新芽を切っても脇芽からどんどんつるを伸ばしていき、樹木や作物にからみつき、やがて敷地を覆って草たちの成長をも妨害する。そして切っても切っても驚くべき旺盛なスピードで回復成長する。これを防御する最良の方法は、ある程度つるが伸びたところを見計らい、先端から直径15㎝ほどの輪でぐるぐる巻いてしまうことである。