男木島石積みws(2日目、番外編)


島の南東側にいい砂浜があるというので僕も行くことにした。坂道を下りていく途中で僕たちが積んだ石垣が見えた。

遠目からでも新たに積み直した石垣であることがはっきりわかる。現場の終わり間際に地元の方に「すごくきれいに積み上がりましたね、ご苦労様でした」と褒められたばかりだった。

遠くに五剣山と屋島。手前に「歩く方舟」と題された現代アート作品。

この先の砂浜で泳いだ。水は案外冷たかったが、慣れればそれもよし。石積みで疲れた筋肉が波にたゆたいながらほぐされていく。

帰路の夕暮れ。

また、猫がいる。

干潮なので自然石の防波堤にへばりついている海藻をいくつかもぎ取って持ってきた。それを小林さんに選別してもらい、夕食に出してもらった。アオサの天ぷらが美味しい。

参加者のひとりTさんがムール貝とカメノテを採ってきた。塩茹でして食べる。ムール貝はともかく、カメノテはほとんどの人が初体験。

ナッツと黒糖の自然食ケーキも出る。

昨夜の小林さんによる男木島の海藻の解説。江戸時代まではかなりの種類が食べられていたが、その伝承も断絶。シャーベットに入れられたツノマタを瓶から取り出して。

海藻類は乾燥保存もできる優れた植物性食品。ツノマタは漆喰の粘りを出すのにも使われている。

夜は満月がキレイだったらしいが、僕は宿の前から見たばかり。さあ、明日は休暇日。とはいえタンク岩を見に山登りする!!

男木島3日目に続く。


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