昨日Gomyoで水を汲み逃したので(近所のおじいさん宅で湧き水がもらえるのだが帰りが遅くなったので断念)、徳島の「竜ケ岳名水」まで行こうと思い、その途中で県外うどん行脚客にも有名な「山内うどん」に立ち寄った。
ここの天ぷらは金毘羅さん近くの藤原屋のもので、特に「げそ天」はデカくてふにゃ衣で独特のものである。以前、ちょくちょく通っていた滝宮の松岡にもこのげそ天があったのだが、松岡は惜しくも閉店してしまった。
ブログを調べてみると山内うどんは2013年9月3日に訪問している。高松に越してきて3年目、第一次うどん行脚マイブームもそろそろ飽きが来ていた頃か? あまりいい感じには書いていないようだw。
さて8年ぶりの訪問はどうか。もちろん、あのげそ天と久しぶりに対面した。
うどんは宮武系なので「ひやあつ」がセオリーなのだが僕は「あつあつ」の大で。うどんサイズは小と大と特大があり、小200円、大300円、特大400円。げそ天が160円、もうひとつのごぼう天は100円、なので合計で560円、安いね。
このふにゃ衣にはちょっと味がついている。中のげそは食べ応えあり。うどんは普通かな。昔ながらの田舎っぽい讃岐うどん、出汁もぎんぎんのいりこ味。
このごぼう天が美味しかった。爪楊枝に刺して揚げてあるので食べる際には注意が必要だ。天ぷらは冷えれば普通ふにゃ衣になるのだが、昨今うどん屋のは冷えてもカリっとしているのが多い。あれは、油にショートニングを入れているのだ。身体にはよくない。
この2つの天ぷらは嫌な油臭さもなく、食べた後も胃もたれしなかった。うどん店のてんぷらを、まして冷えた天ぷらを美味しいと思ったのは久しぶりである。
店内はローカル色強し・・・。8年前とまったく変わっていないと思う。
外観。山の中にぽつんとある。この情景が他県からのうどん巡りにたまらない趣を添えているのだ。
そして、ここは薪炊きである。
食後、竜ケ岳名水へ。行きに狭い林道で2台の車にすれ違った。到着するとまたしても大量のタンクを積んだ先客あり。専用の集水器を使っているのだが、その取りこぼしから了解をとってペットボトルに入れさせてもらった。帰りにも2台の香川ナンバーとすれちがう。
夜は小豆島放牧豚の蒸し豚の最後。サイコロに切ってチャーハンにした。具に新玉ねぎを同じくらいのサイコロにして入れたらなかなか美味しかった。鹿児島の「らーめん小金太」のチャーハンがこんな感じだったのを思い出した。それにしても化学調味料なしでこの味が出るのが信じがたい・・・。つまり蒸し豚から旨味が出ているのである。
いつか低温調理器でこの豚を仕上げてみたいな♬