京都の親子丼、神戸の餃子、鮒寿司賞味


前夜、琵琶湖湖西のイベントからの帰り道、さて何を食べて帰ろうか? 僕の京都マイマップには行ってみたいお店リストがずらっとピン付けされているのだが、その中から京都山科の「とんかつ食堂 熟豚(じゅくとん)」を目指す、がナビのミスで通り過ぎてしまった(一人でナビるのは大変なのである)。

1号線は流れが早いのであれよあれよという間に洛内の五条に入ってしまったのだ。こうなりゃ京都のど真ん中で飯食ってやるか、どうせコロナ騒ぎで空いているだろうし・・・という予想は当たって、なんと夜も始まったばかりのこの時間に、八坂神社のすぐ近くの駐車場に空きがあるのだった。

祇園のコインパーキングに車を止めて、一人で街中に歩き出すのはなんだか不思議な気分だった。東大路通を北へ歩き始めたが、目指す「マルシン飯店」の明かりは消えていた。仕方なく白川筋に入って「とり新」行ってみるが親子丼は昼のみで夜は焼き鳥メインらしい。

というわけで、祇園の中をぐるぐる歩き回ったあげく、「おかる」という以前入ったことがあるうどん店に入ってしまった。ここにも親子丼はあるので、思わず注文。

これが、めちゃくちゃ美味しかった。鶏がごろんとデカイのにも驚くが、その出汁の味の深いこと。汁だくでたっぷりの卵が半熟でトロトロ・・・。これに九条ネギがよく合い、さらに粉山椒がまたすばらしく合う。そして出てきたお茶がスモーキーな「いり番茶」であるのにいっそう旅情をそそられた。

人通りが少なく、どの店もガラ空きの京都。もしや今からでもホテルに空きがあるのでは? 今日はまた車中泊をしながら一気にアトリエに帰るつもしだったが、スマホで京都駅近くの新たな定宿を調べてみると、やはり・・・空きアリ。というわけで京都に泊まったのである。

今回初めて朝食をとってみたのだが、コロナのせいでバイキングは中止。定食形式で出されてちょっとがっかりだった(味は良かった)。

京都では何も見学せず、朝食後そのまま帰路へ。途中、高速の「西宮名塩SA」で明石焼きを見つけて食べてみたが、これがめっぽう旨かった!「たこやき専門店 たこばやし」という店だが、あとで調べてみると「中国道で下るときは必ず寄っていきます」と書き込みがあるほどの人気店だった。

しかし明石焼き一皿では腹が満たないので、粉物ついでに神戸餃子でまだ行ってない店を目指す。神戸元町は駐車場を見つけるの大変か?・・・と思ったが、神戸元町〜三宮界隈には神戸道路公社が運営する収容台数 488という巨大地下駐車場「三宮中央通り駐車場」というのがあるのであった。

そこに止めて、しらたく歩いて目指したのはココ。

ひょうたん 元町店」。おばちゃん2人体制でカウンターのみという、超ディープな店だった。なにしろメニューは餃子と酒しか置いていない。ご飯がついた定食などないのだ。で、隣のオッサンはビール2本を目を飲みながら大皿を空にしつつあるw。

テーブルの調味料群。ここでは右から2番目の味噌ダレが一押しと聞いていたので・・・

味噌にラー油とお酢を入れて待機。ビールに抗しきれずノンアルを頼んでしまった(笑)。

来ました! 2人前。一人前が390円(7個)。食べてみると、皮は柔めで味はどうという特徴はないのだが・・・

これを味噌ダレにつけて食べるとなかなか美味い。で、食べ進むうちにだんだん旨くなってくる。なんだこの中毒性はw。

しかし、コロナのおかげで駐車場は空いてるし、この店でなんと並ばずに食べれるのだからありがたや(笑)。

高松に着いて、早速yuiさんのお父上に鮒寿司と近江の吟醸酒を届けるとめちゃ喜んでくれた。そしてお母さんが、アーケードのお隣にできた大阪串カツをお土産にと注文し、できたてのホカホカを渡してくれるのだった。

朝定食だけはマトモだったけど、その後・・・明石焼き→餃子→串カツとかなりジャンキーw。で、最後はこれで〆る。もう一匹はGomyoでお世話になりっぱなしのN先生へのお土産だが・・・三匹のうち一番でかいのは僕のもの♬

切ってみると卵の大きさが半端ない! こうして充実した琵琶湖4日間の旅は幕を閉じた。


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