ラブファーマーズ2日目、いい天気だ。早起きして散策していると、クサギの花にカラスアゲハが来ている。矢野さんとH君は朝飯抜きで次の現場に行く。昨夜はまた新展開があったようで、朝日を浴びながら主催のA君とのやりとりを聴いて矢野さんを送り出す。
炊事棟の朝食づくり風景。
ベジタリアンの朝食。お米が美味しかった!
講演の始まる昼までの間、僕はワークショップに使う三又を作った。
自在カギの部分は敷地にころがっていたヒノキの根の部分を失敬して刻みを入れ、畳縁を使って作る。滋賀でのサマーキャンプでは竹と針金を使ったが、今回はまたちがうスタイルで。
そろそろ講演会場へ。
ラブファーマーズ、立体造形のしつらえもなかなかのもので、楽しませてくれる。
僕の講演会場はココ。半農半Xの塩見さんのディスカッションを聴いて・・・次が僕の出番。
しかし、会場暑い・・・。しかもプロジェクターはスクリーンではなく液晶モニターに映すという初めての体験。
モニターの下にこれまでの著作をご開帳。司会者がまた僕の本の熱いファンだったのだ♬
こうして45分の講演は無事終了。時間切れでスライドは半分くらいしか見せれなかった。でも、これまでとちょっと違った展開ができて、僕も面白かった。やはり講演というものは常に進化しなければ面白くない。そのためには、時代を疾走して熱く生きて行かねばならない。
1時間後にワークショッップが始まる。助手がいないので、軽トラを借りて自分で運転して道具を運んだり忙しい。結局、昼飯を食うヒマもなくワークショッップに突入。今回は丸太をくさびで割り、そこからヨキのハツリで厚板を作る、というのを実演してみせた。
三又に吊り鍋で火を起こした。
用意してもらったのは、節が相当にあるヒノキだったが、あまりにあっけなく、きれいに半割りできることに参加者は驚きの様子。そしてやってみたいという参加者続出w。
反対側はノコ目を入れてから、ヨキとハンマーで。
横オノによる小割りや、チョウナの使い方も指導。
女性陣も割り始める。
人数は少なかったけれど、大盛況のうちに終了。「本は持ってきてないんですか?買いたい!」というのでまた軽トラを運転してスバルのトランクから著書の入った段ボール箱を運んでくる(忙しい!)。
サインをして握手して、片付けて・・・こうして充実した「ラブファーマーズ」が終わった。すぐに豊橋の現場へ追わねばならず、挨拶もそこそこに出発。
今回の講演で新たに作った「再生というテーマに至る文化的・書籍的遍歴を図示」というスライドをここにアップしておこう。えっ?なんで佐野元春や浜田省吾まで出てくるの?・・・って感じたアナタ、またどこかで僕の講演聴いてください♬