パソコンテーブルの脇に絵を描くための仕事机を作る。天板の材料はナラの集成材(25mm厚)。
片側は壁付け。例によって残材で脚を作る。
幅木の分はノミで切り欠いておく。
床から300mmと600mmのバラ板めがけてビス打ちで止める。
もう片方の脚は、床柱に使ったヒノキ丸太(を手斧でハツり痕を入れたもの)のカットした残りを使うことにした。
しかしそれでは140mmほど高さが足りないので角材をまず一つ継ぎ足して・・・
2つ継ぎ足して・・・
3つでだいたいの高さになるので、あとは鉋(かんな)で調整する。
これであとはインパクトドライバーでビス打ちして締め上げれば楽勝と思っていたのだが・・・ナラは硬い。なんと、天板を止めている途中でビスが折れてしまった!
予備穴は開けておいたのだが、径が小さかったようだ。ナラくらいになると、ビスの径と同じくらい太い穴を開けておかないと摩擦でビスが動かなくなる。折れて刺さったビスの回りをドリルで四方八方刺してから、ペンチで回してなんとか引き抜いた。
すぐさま3.5mmのドリルビットをホームセンターに買いに行き(笑)、予備穴を開けなおしてからビス打ち。無事完成(汗)。
パソコンテーブルとの接触部にも1本角材を当ててビスで緊結。これで中脚を入れずともきしみはまったく無くなる(テーブルのスパンは約1400mm)。
片側の脚は、昔の神社仏閣建築で使われる斗栱(ときょう)のような雰囲気になった。横木は上に向かって太くなるように使うと一本足に加重を集めてくれる。
筆立てなどが落ちないように机の裾に止め木を打ち付けた。
一本脚だとイスを回転したとき足がぶつからなくて具合が良い。今後はこの机の上から絵が生まれることになる。