祥月命日の日に


お米が切れたので自然食品店に買いに行く。今回はスーパーでとり急ぎ済まそうかな・・・とも思ったが、やはり食生活のベースである米は少々高くても、買い物の手間がかかっても、化学肥料や農薬に頼っていないものを使いたい。ここ「ちろりん村」ではこだわり野菜もけっこう置いてあり、トマトとキュウリが安かったので購入。

帰りにyuiさんのご実家に寄って、購入したトマトとキュウリを少しおすそ分け。お盆の行事について日程の打ち合わせ。今日はyuiさんの祥月命日であることを、ご両親から知らされて気づいた。しばらくご無沙汰していたので、僕がどうしているかと心配されていたようだ。

大学の講演がうまくいったことや、屋久島の取材のこと、いま作っている本のこと、次のイベントのこと、畑が草刈りできず悲惨になっていること(笑)、でもイチジクだけはなんとか育っていること・・・などをひとしきり話す。yuiさんの実家は高松の繁華街ど真ん中のアーケード街にある。「またいい店見つけたから、時間ができたら飲みに行こう」・・とお父さんが誘ってくださる。

タスマニアビーフを買っておいたのだが、鰻を食いに行ってしまい、賞味期限ぎりぎりというあたり。それを京風のすき焼きに。ちょっとすき焼きらしからぬラインナップでしょ? 青いのはピーマンやシシトウではなく万願寺唐辛子(辛くはありません)。つぶつぶは実山椒なのです。そして、なんとトマト!

和牛のヘットでまず牛肉を炒め、砂糖と醤油をかける。そこに野菜類をドバ〜。それだけ。これが旨い、山椒の実が絶妙に効いて。

いつものアワビ型の器(萩焼)に盛り付け。

キャベツの芯とセロリのぬか漬け。それに自然食品店で入手したキュウリはそのまま。今年は畑が草ぼうぼうで自家製キュウリができないのが寂しいが、しょうがないわ。

今日のお米は八分搗きにキビ入り。味噌汁は昆布といりこで濃い出汁をとって、豆腐とネギ。

ドリー外に出たまま、昨夜は帰って来なかった。今日も心配だったのだが、昼は音沙汰なし、夜にも戻らない。こんなことは初めてだ。バロンはやってきた。もしや・・・という心配がよぎる。

3人の娘たちを育てながら、こんな思いを何度繰り返したことだろう・・・。なるようになるさ、そうして、こちらは精一杯生きるだけだ・・・。今日はご両親からいいエネルギーを貰った。きっと、yuiさんの導きだったのだろう。


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