1959年3月生まれなのでちょうど60歳になる。Gomyoの皆がお祝いしてくれるというので柄にもなく誕生会などというものををやっていただくことに。さて、テリーヌは? 明け方、起き出して固まり度合いをチェック。重石を外して冷蔵庫へ入れておいた。
切ってみる。狙い通り、ニンジンの赤とフェンネルの緑がいいアクセントに。豚のタン、足、耳などを豚頭のゼラチン質で固めたものだ。
これにグルビッシュソースを合わせる。テリーヌは薄味にしておいたので、このソースがけっこう重要なのである。ゆで卵の黄身をベースにオイルとビネガーで乳化させ、ケーパー、ピクルス、パセリ、ニンニク、マスタードなどを混ぜ込んでいく。直感的にタラゴン(仏名:エストラゴン)がすごく合いそうな気がするが、高松ではこのドライハーブを売っている店が見当たらない。
ケーパーとピクルスはスーパーの開店と同時に買ってきた。ついでに直売所に行って柑橘と床の間用の花も買う。
前日、N先生から田淵行男の蝶の絵(レプリカ)をもらったのでそれを飾ってみた。春の妖精ヒメギフチョウなので季節柄もよろしい。これ安曇野の「田淵行男記念館」で200円で売っているらしい。次回は全作ゲットだな。
グルビッシュソース、やはりテリーヌによく合う。ケーパーとピクルスはらっきょうの酢漬けで代用しようかと考えたが、やらなくてよかったw。やはり伝統的なレシピは一度やってみるべきだ。
男木島の小林さんも1時の船で野菜満載でやってきた。アシテビチの仕込みを手伝ってもらう。
ミミガー刺し。これがメチャ旨で驚いた。素材そのものの味が深い。シメは豚頭スープのラーメン。
夜もふけて宴たけなわの頃、ケーキ登場。私の好きなPABLO miniのチーケーだぁ〜。
しかし俺も還暦か〜・・・
しみじみいただきました。みなさま、お忙しいところありがとうございました♬
床の間の額飾りには中央に無双釘が仕込んであり、糸を見せずに額を掛けることができます。
ヒメギフは20代の終わりに岩手を旅したとき採ったことがある。あの鵜住居川も震災で大きな被害を受けたことだろう。もうすぐ9年目の311がやってくる。
夏は田淵さんのオオイチモンジを飾ってみたいな♬