ドリーがやってきたのは昨年の5/16。生後半月くらいで捨てられたのか? とすればいま10ヶ月目、人間でいうと15〜6歳くらい。すなわち子猫から成猫への変わり目、人でいう思春期である。それゆえかこのごろ僕とぎくしゃくしている。距離をとろうとしているといういか、アンニュイな感じなのである。
バロンとはさっぱり仲良くなれず、バロンもそれを察して家には居付かない。バロンは餌だけ食べにきて一眠りしてはまた出かけていく、という日が続いている。
八朔(はっさく)が出はじめた。大好きな柑橘である。皮をむいてそのまま食べてもいいが、ヨーグルトに入れて食べるのも美味い。さらに蜂蜜を混ぜるとさらにウマイのだこれが。
ニホンミツバチの蜂蜜はもうほとんどないのだが、西洋蜜蜂はまだたっぷり3瓶あるので一つを開けてみたら、熟成されたせいかすごく香り高いものになっている。ニホンミツバチとは質のちがう別のすばらしさだ。驚いた。桜が咲くまでに、今年もまた箱を仕掛けなければ。
今日はいよいよ白モツ料理をやることにした。レバーとともに貰った小豆島放牧豚の小腸である。豚の白モツはふつう茹でたものしか売られていないが、今回ナマで入手した。
生からの調理法はネットで検索してもまったく出てこない。小さく切って茹でてサンプルをとってみた。臭みはほとんどない。しかし、噛むとゴムのように弾力があり、このままでは飲み込めない。というわけで、まずは下茹でして・・・
内側の中央に脂の筋があったのでそれは取ることにした。しかしこの脂、茹でたものを食べてみると香ばしくて美味しい。何かに使えそうである。
切ってから煮込みに入る。
30分ほど煮てショウガの皮と日本酒を入れた。1時間を過ぎた頃に具を入れ、鰹節の出汁を追加。
ニンニクとショウガのすりおろしを入れる。
白味噌で味付けする。
さらに醤油を追加。ここまでおよそ2時間。白モツはじゅうぶん柔らかくなった、しかもこのモツ煮、めちゃくちゃ美味しい!
一晩寝かせたら味がしみてもっと美味しくなるはず。イチジクのコンポートのために買った野田琺瑯の口開けは、モツ煮の保存容器なってしまったw。