夜は鰹節・煮干し出汁をベースにあっさり和風ラーメンを作った。放牧豚の煮豚とその煮汁がいい味を出して、あっさりながらコクがあるなかなかのラーメンができた。茹でホウレンソウがよく合う。味付けメンマは市販品で好みの味ではないのだが仕方ない(これがないと和風ラーメン感でないので)。いずれ業スーの塩メンマを買って自分で味付け(塩抜きして醤油他とゴマ油等で)したいが、一人じゃ食いきれんわw。
さて作り方だが、まず放牧豚の豚バラで煮豚を仕込む。先にカットしちゃったので、重量は150gくらいだと思う。その煮汁と、鰹節・煮干し出汁をベースにスープにする。煮干しはいつもの倍量以上使い、30分以上水に浸けてから煮出す。豚バラは全ての面をフライパンで焼いておく。油はひかなくてもラードが出てくるのでだいじょうぶ(このラードは、最後にラーメンスープの中に落とす)。
鰹節は香りを残したいのでいつものように煮込まず、沸騰した湯に入れたらすぐに火を消して、全体が沈んだところで漉し取る。
表面を焼いたバラ肉を鍋に入れ、鰹節の出汁に醤油、砂糖を入れてひたひたになるくらいに調整し、煮込んでいく。
沸騰するまで強火。
沸騰したら弱火にしてアルミホイルの落し蓋をまぶせる。
ときどき様子を見て上下を返す。ちょっと醤油臭かったので途中でネギの青いところ入れました(くたくたになったところで取り出す)、
煮詰まったら完成。
鍋に鰹節と煮干し出汁を合わせたものを温める。ここにチャーシューの煮汁を入れ、味の調整は塩と醤油を追加して整える。塩は「海の精」、醤油は小豆島のヤマヒサと引田のかめびしの三年醸造のもの。
味が整ったらニンニクとショウガのすりおろしをほんのわずか加える。
麺を茹でる。固めで♬
ゆで卵が割れて、イカの頭みたいになっちゃった(笑)。煮豚をもっと少なくしてナルトをのせてもいいね♬ それにしても、思っていた以上に旨くて驚いた。
美味しい肉があればいい煮豚と煮汁ができる。その質が高ければ、鰹節・煮干し(こちらも質は高いですぞ)でお家ラーメンができる。前回、豚骨スープでうんざりするほど時間がかかったし、後片付けも大変だということがよくわかったので、これはいいね(まだ冷凍庫には豚骨が残っているのだが・・・)。
麺2玉だったのに、ご飯まで付けて食べてしまったのでした(笑)。
煮豚と煮汁は、あと一回ぶん残っている。