餃子と花火


夕暮れの一幕。西日射す、漆喰の部屋うつくし・・・。

が、その静寂もつかの間。ドリーが戦いを仕掛けドタバタが始まる。「戯(たわむ)れ」ではなく「戦い」になっちゃうんである。ドリー、お前はほんとに・・・。

バロン、食後にゆっくりくつろぎたいのだが、このドタバタで嫌になって出ていく・・・というのがいつものパターン。

餃子4日目に突入です。今日はラー油作りから。市販のラー油パンチがない。宇都宮のみんみんのラー油が懐かしい。

八角と花椒(ホワジャオ)を乳鉢であたって・・・ボールに唐辛子(粉&輪切り)準備。

小フライパンにゴマ油。

八角と花椒(ホワジャオ)、それに粗挽き黒胡椒をたっぷりのゴマ油で熱くしていき・・・

唐辛子のボールにじゃ〜っと入れる。

冷めたら瓶詰め。

餃子ですが、今日の探求は。キャベツ切って塩。絞る。絞り汁残す。

ニラと長ネギみじん。

肉はフードプロセッサーで挽くときに、脂身だけは外しておく。脂身は切って後から混ぜる。まずよくかき混ぜ、さらに叩きつけて乳化を徹底。それから味をつける。まず砂糖と胡椒で一混ぜ。次にニンニクとショウガのすりおろし、最後に液体系の紹興酒や醤油。そして、ここで野菜の絞り汁(塩気あり)を、肉具がとろとろになるまで混ぜ加える。乳化しているのでこのような液体も吸ってくれるのである。最後に片栗粉をちょっとだけ入れてかき混ぜ、肉具は完成。

絞ったキャベツにニラ・ネギのみじん切りを入れ、そこに味付け肉を混ぜる。徹底的に練り込むのではなく、ざっくりがよい。

ラップして冷蔵1時間。

その間にぬか漬け出しておく。つまみ食い、ウマイ!

では作っていきましょう♬ 今日は小さめの皮で。

皮の端に水はぬらないで具のぬめりを利用します。

焼き。

油を敷いてちょっとだけ余熱してから餃子を並べる。

小麦粉をといた水。

蓋。このガラス蓋もT-falと同時に購入。やはり餃子の様子見には便利。

中火。

タイマーで8分。

蓋をあけて残りの水分を飛ばしていく。

ゴマ油を一回し。あとは餃子の底皮がカリカリきつね色になるまで待つ。

色づきかけた時点ですでにするすると動くので、フライ返しもいらないくらいだ。皿をかぶせてカパッと返すのでいい。簡単♬

できたてのラー油。

これに黒酢と醤油を入れます♬。今回はほぼ完璧に納得いく餃子ができた。化学調味料なしでここまでの味が出せたので満足。カリカリの皮の食感の中にとろりと餃子の餡はあり、理想的な状態。私が忘れられないのは宇都宮の店ではなく、群馬の「/太田」や「天狗/館林」の餃子なんだよね。皮を除いてはかなり近づいている。

今回進歩したのは肉の下味付け。砂糖と胡椒>ニンニクとショウガ>液体系の紹興酒や醤油>野菜の絞り汁(塩気あり)と順を追って混ぜていくいこと。そして少しの片栗粉。タイマーで8分も重要(これまではテキトーだった)。

食べ終わるころ花火が始まった。

バルコニーから見る海上の花火。でも関東のどでかい花火を見ている僕には、ちょっと物足りない。一人で見ているというはなかさも加わって・・・。


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