手がまで「風の草刈り」をするときはノコギリがまを使うのだが、先日畑で紛失してしまい、どうしても見つからない。というわけで西村ジョイに行った。どうせなら切れ味のいい上級品を、と買い求めたのがコレ。
屋久島でお会いした竹内さんが教えてくれた医療用メスに使うのと同じ材質(ステンレス鋼)を使ったノコギリがまなのだ。畑の草取りのときも、ノコギリがまを使って土の中の根切りをする方法は竹内さんの本で学んだ。
たしかにするどい。
値段は980円とかなり高め。でもそれだけの価値はありそう。外に出て試し切りしてみるとザクザク切れる。グリップも握りやすい。
夕刻、N先生がGomyoの書類を受け取りに来る。
実はエンジンが調子悪くてずっと使わずにいたエンジンカッターを預けていたのだが、N先生が「風の草刈り」仕様にループハンドルに付け替えてくれ、それも届けてくれた。「風の草刈り」は高い位置で撫で刈りするのでループハンドルが使いやすくかつ安全なのである。
先端もチップソーを外してナイロンコードに付け替えた。1カ所の穴からダブルでコードを出すのが矢野さん流。費用は2つで3,000円ちょっと。
さあ、これで草刈りがますます楽しくなってきた。アマガエルやスズムシが鳴き、トンボやチョウが乱舞する里畑を、これでさらに豊かにしていくのだ。
そして、除草剤で土地をダメにしたり、草刈り機でスポーツのように低切りしている人たちに、この草刈りの凄さとすばらしさを伝えていかねばならない。