洗濯ロープに吊るしておいたダイコンがいい具合に干されてきた。たくあんに漬けようと取り込みに行く。ついでにパルテノンの中と周囲の草刈り。気分は大掃除(笑)。作業中、上に軽トラが止まって「薪を分けてくれないか」とオジさんが声をかけてくる。餅搗きに使いたいのだが、ホームセンターに行ったらすでに売り切れだったという。まあ少量なら・・・と無料で分けてあげた。
モロダ(ネズ)に夢中になったバロンを思い出し、薪の中にとってあるモロダの木を輪切りにしてバロンに与えてみた。やはり興味を示して舐め始めるが、昨日ほどではない。枯れ立ち木を伐ってきたものなので、芳香が少なく成分が弱いせいかもしれない。
さて漬けよう。今年は自家製の糠(ぬか)、つまり無農薬米などを中心に自家精米で出たものだ。精米の度にビニール袋に追加し密封して野菜室に保管しておいたのだ。塩の割合は昨年と同じでやってみた。ただし砂糖系はなし。前回は小さいながらも自家製ダイコンだったんだよね。記事はたくあん漬けるで読めます。
カキの皮の干したもの、柚子皮、赤唐辛子を入れる。
やっぱり今年もほぼ1段だったw。
最後に塩をふる(別分量)。重しをかけて下屋に置く。
ほぼひと月で仕上がり、できあがるとこんな感じになる↓(写真は前回のもの)。落花生と同じで市販品ではけっして食べれない味で、このために毎年仕込みたくなる。
夜は工務店の忘年会。サトイモを掘りにいく。もう寒さに懲りているので、ゴムの手袋をしっかりしてスコップと水を入れたバケツを持って掘る。ちょっと小さいがよくできている。親芋も上げた。これはイリコ出汁で厚揚げとともに炊く。
他に朝浸けておいた白花豆のサラダを作っておいた。豆のサラダは味付けは酢とオメガ3オイルだけ、という地味な料理だが、出してみるとお客さんたちはみな驚くほど良く食べる。
社長が魚介を持ってきてくれたので、ひとしきりそれらを食べた後・・・
昨日届けられた男木島のイノシシのスベアリブを。島で宿を営むKさんが自家製の熟成ニンニクや塩レモンまで付けてくれたので、それらをすり込みコショウとオリーブ油を塗ってガスグリルへ。
これが、前菜の美味さを吹き飛ばしてしまうくらいの激ウマだった。イノシシの肉自体が持つ野生の旨さ、加えてニンニクと塩レモンがすばらしくいい仕事をしている。たしか塩レモンは何年か熟成させたものと言っていたが・・・。肉はできるだけ塊のまま焼いて、皿で切り分けて食べる。
囲炉裏暖炉の前で原始人のごとくむさぼり食う2人(笑)。
残った骨をバロンに与えてみると、これまた食べる食べる。
その食べ方にちょっと尋常ではないものを感じた。そういえば骨や軟骨を日頃与えていないのを反省した。床を汚されたくないこともあるのだが、これからはちょっと出してあげよう♬
忘年会が引けた後、皿洗いしながら思ったことは
「Gomyoでイノシシが獲れたらスペアリブ!!」