ベーコンエッグの驚き


朝兼昼メシ、昨日つくったムール貝の佃煮を、炊きたての白いご飯を食べたくなった。モツ煮もこれで終了だ。白菜はしっかり乳酸発酵してすでに酸っぱい。が、これもウマい。

佃煮は1日寝かせたので味が染みてなかなかイケル。生姜の千切りが合う。

昼はスバルのディーラーで車検の見積り。途中図書館で今森さんの2冊目を借りて待ち時間に読む。

帰宅してすぐに仕事にかかるがバロンが外から戻ってきて餌をくれとうるさい。まだ夕刻の4時だ。朝も昼も鶏肉やドライフードをたっぷりやったというのにコイツはどこまで食うのだ。頭にきてもう一度外に放り出す。

この章のイラストは本当に手間がかかる。攻めあぐんで呻吟するが、バロンの鳴き声が遠くから聞こえて、うまく集中できない。ようし、あれをやるか!! 畑に走ってまずサラダ菜を採ってくる。そして・・・

分厚く切った手作りベーコンで目玉焼きだ♬ ヤマザクラ・スモークのすばらしい香りがする。

上から黒コショウごりごり、どうだい?コレ。

脂身がすばらしく旨い! 予想以上、市販品とは別物の超絶な美味さ。

たまらずもう一枚焼く。

にじみ出た脂ごと黄身の上にじゅっとかける。その脂と塩味が、またサラダ菜を非常に美味しいものにするのだった。こりゃ毎年恒例ベーコン作りが決定だ。来年は2kg仕込もう。

しかし、今回はN先生に教えてもらった塩分パーセントと塩抜き時間でやったのだが、それはネットに氾濫している手作りベーコン情報とはかなりちがうもので、実に少ない塩分と塩抜き時間なのだ。つまり冷蔵庫や密封できるラップがある現代はそれで十分なのであり、塩抜きによる旨味放出もないからさらに美味しく仕上るのではないだろうか。

ネットの情報は当てにならない部分も多いのだ。ネット情報で作ったものをまたネットに上げる。それがまたコピー&ペーストされ氾濫している。ともあれ最後はトースト1枚を焼いて脂と黄身をすくい、皿を嘗め尽くすように食べ、ビールを飲むのも忘れたほど(笑)。再び机にかじりつき、9時過ぎまで仕事。ようやく呻吟していたイラストが上がる。

讃岐コーチンが残っていたので10時過ぎからまた料理(笑)。解凍ものらしいので今日中に片付けないといけない。唐揚げにした。皮と骨は明日の朝さっと茹でて最冷凍しよう。唐揚げレシピは土井先生の冷たい油から揚げていく方法。このやり方、ほんとうに失敗がない。

まだあった。尺ものの青アジ。いまだ死後硬直中でエラも真っ赤。さばいてみると脂ののりがスゴイ。しかし、もう刺身を食う胃袋のすき間は残っていない(笑)。とはいえ干物にするにはもったいない。酢締めにして明日のお楽しみだ♬

ようやく料理が片付いたのが12時。ここまで暖房はなし(なにしろ厨房に火があるからそんなに寒くないのだ)。ようやく囲炉裏暖炉に火を灯して音楽を聴く。バロンは唐揚げの切れ端を貰ってご満悦、ポエングの上ですやすや。


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