これまで文・イラストを組み合わせた連載はいろいろやってきたけれど、内容はハウツー・ノウハウ的な技術解説みたいなものがほとんどだった。私としては軽妙かつ含蓄ある「イラスト・エッセイ」をやってみたいと常々思っているのだが、なかなかそんなおいしい仕事はやってこない。
このブログの中にいい内容のものがあるので、抜粋しイラストを添えて書物に編みたいが時間がとれない。今取り組んでいる仕事を終えたら心機一転いろいろやってみたい。新しい企画も熟成中なのだ。
さて、今夜はスタッフらと忘年会。めちゃうまベーコンができたのでメインはそれだ(昨年、塩辛いベーコンを食わせてしまったお詫びもありw)。夕刻から室内を宴会仕様にして囲炉裏暖炉点火。
↑IKEAの名作イス、これまで世界で3000万脚以上売れているという「ポエング」は、デザイナー・中村昇に言わせると「暖炉の前でおばあちゃんが編み物をしながら揺れているイメージ」で作ったそうだが、こっちはホントに暖炉の前なのだw。
まずは前菜。昨夜揚げた讃岐コーチンの唐揚げを炭火で温めなおす。定置網の尺ものアオアジの酢締めを冷蔵庫から取り出し柳刃で切る。アオアジはマアジに比べて淡白なので値が安いのだが、秋から冬にかけ脂がのる。やはりネギが合う。ナマコ酢も最後になった。漁から五日目、処理保存が的確ならここまで引き延ばすことができる。食べたのは僕だけだけど(笑)。唐揚げも酢締めも絶賛のうちに終了。やっぱり炭火はすごい。
んで、自家製ベーコンです。分厚く切って昨日と同じベーコンエッグを作って、皆で悶絶。これはホントに美味い! 石田高校畜産豚とヤマザクラチップの組み合わせは最高なのだぁ。
最後はベーコン入りのナポリタンで〆。「来年は3kg仕込みだ!」「いや、フードセーバー買って販売したほうがいいよ」などと盛り上がる。
しかし、宴会度にテーブルに這い上がろうとするバロンを制止しなければならないのが大変。たっぷり餌は与えているはずなのだが、青魚の匂いには抗しがたいらしい。
「そのグルメぶりはさぁ、飼い主に似ちゃったんだからしょうがないんじゃないの?」
(泣)
でもバロンネタとか過去に描いた動植物たちでいろいろイラスト事業展開しよう・・・なんてブレインストーミングもできて、なかなか面白い一夜だった。
※12/13の記事、植え付け、ダイコン干し、塩鮭と赤飯の中にベーコン仕込みの塩分やハーブ・スパイスを書いているので、作りたいひとは読んでみてください♬