ワッフルと猪肉


今週の仏花はみな青色系だ。ちょっとクールすぎて暖色が欲しくなり、畑に出て摘んできた。

これ、マンバの花なのだw。とうの立ったマンバも食べれると聞いたが、ウチのはかなり苦くて結局食べれなかった。そこで花を咲かせて楽しんでいる。

畑でキヌサヤとニラ、青ネギ、アスパラガスを摘んで、午前中にyuiさんの実家に届けてきた。次々に生るのでとてもひとりで食べきれない。かといってアスパラやキヌサヤは勿体ないので放っておくわけにもいかない。

午後から蜂の師匠宅へおじゃまする。途中、五色台方面の山の新緑が見事だった。しかし、この緑色のバリエーションはとてもデジカメでは表現できない。照葉樹の新芽も加わって、もっと深みと厚みのあるすばらしいものである。

師匠は最近、海外のネットで鋳物のワッフルメーカーを購入したという。ガス台で使えるスカートのような物がついている。

奥様がさっそく焼いてくれ、御馳走になる。焼きたてはカリカリで本当に美味しい。

その後、話は尽きないのだが、外へ出てミツバチや畑を見せてもらった。今年はニホンミツバチは壊滅状態に近いという。原因はアカリンダニだろうという。師匠は誘引植物のランの一種、キンリョウヘンの株を増やしており、そのたくさんの鉢が開花しようとしているのだが、ハチは一匹もみかけなかった。この季節、例年なら群がるようにしてやってくるというのだが。

畑はすでに夏野菜の植え付けが終わって整然としていた。雑草が抜かれ、畝間も広くとった畑である。農薬はほとんど使わないが、化学肥料は使っておられる。だから成長はすごく良い。果樹もちゃくちゃくと準備され、剪定を終えた各果樹が結実の準備に入っている。

今日は思わぬお土産を頂いた。まず、先ほどのワッフル。そして猪肉である。なんでも師匠のご友人がワナで捕ったもので、しかも美味しいものしかさばかないのだそうだ。血抜きも完璧にし、その肉の中でもごく一部のもっとも柔らかくて美味なところしか取らないとか。その部分をスライス冷凍したものをいただいた。

おそらくロースとヒレの部位なのだろう。色味がすばらしい。ならば最も肉の味がわかる方法で試食してみたいと思い、皿にとり蒸し器で蒸してみた。

まずはそのまま口にして、さらにごくわずかの岩塩をかけて味わってみる。ウマ!!! なんだこりゃ、いままで食べたイノシシとぜんぜんちがう。高貴な香ばしさがあり、柔らかく、するする入ってしまう。

さらにポン酢醤油、そこに薬味としてニンニク、ショウガの擂りおろし、そして豆板醤を添えて食べてみた。

これもたまらぬ。とくに唐辛子とニンニクが合う。

さらに柚子胡椒と赤味噌を付けてみた。やはり味噌はよく合うようだ。

この猪肉、奥様はうどん出汁に放り込むと言っておられたが、癖がないので何にでも合いそうである。さて、もう一つのお土産がコレ。師匠宅で作っているお米、天日干しの「コシヒカリ」である。かまどさんで炊いてみた。噛み応えあり、甘くて美味しい。

これに先ほどの猪肉をオンザライス♬ レンズも曇る・・・

しかし、天然の味覚にはまだまだ知らぬ領域があることを教えられた。たしか雌の若い個体でドングリを食べているものだけを選ぶとか言っていたような・・・。まるでイベリコではないかw。ごちそうさまでしたm(_ _)m。


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