昨日、PCとの格闘に疲れ、ぼーっとしていた午前中、水戸の友人Wから電話。実はWからアトリエ周辺のカミキリムシ調査を頼まれていのだった。クワの古木に来る希少種がいるらしいのである。「そういえばルリボシカミキリが家に飛んできたよ」「そっか、ルリボシなんてしばらく見てねえなぁ、いい所だ」と嘆息をつくW。いま県北の山中で昆虫調査の真っ最中にケイタイでかけてきたようだった。
昼食は相方が卵のせカレ-うどん大盛りをつくってくれた。メチャうま。やや遅れてY氏登場。先日、静岡の学生たちと間伐したヒノキを運び出すことにする。イタルさんが白インゲンの支柱立てをやっていた。Y氏は実験的に蚕を飼育してみたいらしく、前回からイタルさんにいろいろと相談してる。
しかし急な斜面。足場も悪い。そこを4往復して背負い子で丸太を下ろした。イタルさんの畑や柵が傷んでいないかチェックしながら戻ると、いつもの郵便屋さんとY氏が座って談笑中。建築家長谷川敬さんからの暑中見舞いが届けられた。
先生、なんとアトリエの山向こうのK町でいま一棟やっているらしい。ここH集落の初代ルーツはK町の殿様の末裔、縁ありの土地。近々NHKラジオ第一放送「いきいきホットライン くらしに生かす森の恵み」に今井通子さん(登山家)、杉浦銀治さん(炭焼大家)らと登場するそうだ(7/26火曜PM5:05~5:52「木を使えば森は生きますか」)。
長谷川先生の著作(共著)『「消費する家」から「働く家」へ』(1996/建築資料研究社)の第一講は、いま読み返しても非常に新鮮である。どうやら、僕らは先生の書くところの理想の位置へ、登りつめようとしているかのようだ。まだまだ先、道は険しいけれども・・・。
町が病んでいる。高次の世界政府から仕掛けられたテロ。日本の年間自殺者3万人。また地震があった。夜は浄化を兼ねて、Old Crowをすすりつつ焚火ギター。