大晦日の一日


白インゲンの収穫を終え(それにしても昨年に比べてかなり遅れた収穫日であった)、畑にはハクサイ、ブロッコリー、長ネギ、キャベツ、ホウレンソウがあるが、イノシシに何度も撹乱された後のものなので育ちが悪い。

それでもYKがホウレンソウをちぎってきたので生で食べてみる。「旨い!」やっぱり昨年と同じ。まるでリンゴを連想させる含み味、かすかにナッツのようなコク、青菜に特有の苦みはほとんど感じられない。

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閑散とした畑にも今年は楽しみがあるのだ。麦を植えたからである。これからこの冬を乗り越えて、麦の青い列が育っていくのを見るのは本当に嬉しい。ちょっと遠くにみえる小さな細い列が、その麦だ。

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正月用に冷凍しておいたタケノコを解凍してみた。タケノコは長期保存が難しいといわれているけれど、茹でてから水につけたまま冷凍し、それを解凍するとき、その氷の塊のまま鍋に入れ解かすといいと聞かされて、その通りにやってみたのだ。これが本当にうまくいった。

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そのタケノコとチンゲンサイを中華鍋で炒めて食べる。集落の区長さんが届けてくれた青菜であった。囲炉裏で強火をおこし、ゴトクに中華鍋を置いて強火で炒める。油はたっぷり。しなりかけたら少量の湯をふりかけ、蓋をする。チンゲンサイのシャリシャリ感を残すように炒め過ぎないのがポイント。付け根の部分がジューシーで旨い!

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食後は、昨日搗いた餅を角餅に切って、正月用に保存容器にとる。

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それから大掃除。これが暗くなるまでかかってしまった。引っ越し以来、様々な荷物でごった返してした入り口の土間が、この日ようやく片付いたのだった。


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